イル・ファルネート/ ジャンドン・ビアンコ 2020

商品名 ジャンドン 2020
原語表記 Giandon
ワイナリー/生産者 イル・ファルネート
タイプ オレンジ
生産地域 エミリアロマーニャ/イタリア
ブドウ品種 マルヴァジーアディカンディア100%
アルコール度数 12%
サイズ 750ml
 

¥2,530 税込

在庫切れ

説明

友人より借りた畑。収穫後、除梗(一部除梗せず)して果皮と共に1週間、セメントタンクにて醗酵が始まる。圧搾後、そのまま6か月の熟成。畑の成長を待つ間、実験的に醸造した白。ロッソと同じく、気兼ねなく飲まれる土地の味わいを意識した白。

イル・ファルネートについて

レッジョ エミリアの南にあるカステッララーノの町。当主のマルコ ベルトーニは地元で測量機の会社を営んできた。生まれ育った土地で、幼い頃に見た収穫の情景を忘れることができなかったと話す彼。2001 年、町から離れた丘陵地に念願の土地を手に入れ、ゼロからのブドウ栽培を開始する。畑は標高250m、サッスオーロを含むこの当たりは強い粘土質を持ち、年間の降雨量が少なく非常に乾燥している、古くはブドウ栽培が最も盛んな土地であった。当時から地元で愛されてきたマルツェミーノ、スペルゴラを中心に栽培。2010 年より実験的に醸造を開始。畑では一切の農薬や肥料、堆肥でさえも必要としない不耕起による栽培を行い、剪定においてもすべて自ら手作業で行う。この辺りではほとんど見ら
れなくなった、手作業によるブドウ栽培にこだわるマルコ。湿度の問題が起きない畑では、当然カビの影響がほとんどないため、ボルドー液を必要としない環境が整うことに驚く。樹に全く負荷をかけない、自然環境と樹の自己管理力を尊重する栽培を心がけている。
醸造は、彼の理想ともいえる日常を感じるワイン、幼い頃に見てきたサッスオーロの情景を尊重したワイン造り。白 スペルグレ:梗の部分まで完熟させたスペルゴラは除梗せずにそのまま圧搾。醗酵中の温度管理は行うものの、果汁のみの状態で野生酵母による醗酵を行った白。スペルゴラの持つ骨太な酸とストレートな果実を持ったワイン。微発泡 フリザン ビアンコ:昨年から造り始めた微発泡の白。醗酵が終わったのちにボトル詰め。酵母添加はせずに、スペルゴラの果汁を煮詰めたモストコットを少量加え、瓶内にて再醗酵。スボッカトゥーラ(オリ抜き)せずにリリース。赤 ベルツメイン:マルツェミーノは屋外にある大型のセメントタンクにて約2週間のマセレーション(果皮浸漬)、野生酵母による醗酵を促す。冬場の寒さを利用してオリ引きを行い、木樽にて12か月の熟成。酸が非常にデリケートで、栽培の難しいとされるマルツェミーノでありながら、素晴らしいバランス感と純粋さを感じる味わい。すべてのワインに共通する、骨太な酸と果実的な純粋さの背景には、経験の少なさを補うのに十分な環境と素材の良さ。将来性を感じる造り手です。

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