イ・マンドルリ/イマンドルリ ロッソ 2019

商品名  イマンドルリ・ロッソ
原語表記 I Mandorli rosso
ワイナリー/生産者 イ マンドリ
タイプ
生産地域 トスカーナ/イタリア
ブドウ品種 サンジョヴェーゼ 85%、カベルネ・ソーヴィニョン 10%
カベルネ・フラン 5%
アルコール度数 13%
サイズ  750ml

 

¥3,960 税込

在庫切れ

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説明

若木のサンジョヴェーゼとカベルネのブレンドによるイ・マンドルリの赤のエントリー・キュヴェ。ヴィーノ・ロッソ。

味わい:ルビーレッドの綺麗な色合い。カシスやブルーベリー、プラム、森の下草を思わせる香り。アタックは柔らかく、タンニンはなめらかで、シームレスで非常に心地良いエレガントな味わい。フィニッシュには心地良いレッド・フルーツの風味が長く余韻に残る。

醸造:手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、オープントップのタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。温度管理も一切行わない。2~3 週間の果皮浸漬の後、25 ヘクトリットルの大樽で 8~12 ヶ月熟成。発酵は品種毎別々に行い、マロ発酵後にブレンドとして、一緒に熟成させる。樽熟後、さらにセメントタンクで 6~8 ヶ月熟成させた後、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2 は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加する。

2019 ヴィンテージの総生産量は 2,900 本。2021 年 10 月時点の SO2 トータルは 12mg/l。アルコール度数は 14 度。

 

イ・マンドルリについて

イ・マンドルリの歴史は、現当主の Maddalena Pasquetti マダレーナ・パスクエッティの父、Massimo Pasquetti マッシモ・パスクエッティがスヴェレートに魅了されて土地を購入した。
2002 年に遡ります。カンティーナでは 2003 年に地所の北東~北西側にサンジョヴェーゼを、2004 年には南西側にカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランを植樹して、2008 ヴィンテージからワイン造りをスタートしました。ブドウ木はマッサルセレクションによる複数の苗木を植樹しました。このため単一のサンジョヴェーゼの畑でも多様性が表現されているのが大きな特徴です。設立当初からビオディナミでブドウを栽培しています。現在の栽培面積は約 4ヘクタールで、少しだけアレアティコ、マルヴァジア、ヴェルメンティーノも栽培しています。
現当主のマダレーナは、2011 年まで小学校で教師をしていましたが、家業のワイナリーに参画したことで、それまで心の片隅にあった自然と大地、そしてワインに対する情熱が強く沸き上がり、家業に完全に専念するようになりました。マダレーナは、カルミニャーノのバッケレートのロセッラ・ベンチーニの下で修行してビオディナミを学びました。そして現在は、ビオディナミのスペシャリストでワイナリー設立当初から栽培と醸造の責任者を務めているアンドレア・バルジャッキとともに、二人三脚でワイナリーを運営しています。
地中海から約 10~15 km に位置するスヴェレートは、4 月から 10 月にかけてイタリアで最も雨の少ない場所の 1 つです。イ・マンドルリは、スヴェレートの Belvedere ベルヴェデーレ地区にあります。トゥア・リータやモンテペローゾ、ペトラなど、その他のスヴェレートのワイナリーの殆どは、スヴェレートの村の旧市街の南に広がる斜面に集まっています。しかし、イ・マンドルリのあるベルヴェデーレ地区は、旧市街の北側にあり、旧市街のある丘陵よりもさらに高い海抜 300mの丘陵に位置しています。
ワイナリーの畑は、豊富な鉱物質で知られるメタッリフェーロ丘陵と地中海のエネルギーを受ける段丘にあります。南西にはゴルフォ・ディ・バラッティ(バラッティ湾)とエルバ島が見え、そこからリベッチオと呼ばれる西風が吹き付けます。この海からの風によって、湿気が飛ばされるため、畑はベト病などの病害から守られ、ワインにミネラルと塩の風味が加わります。
土壌は石灰、粘土、砂が均一に混じり、シスト、マール、ガレストロ、頁岩、砕骨、鉄、マンガンなどのワインの味に反映される希少な微量元素が豊富に含まれています。
ワイナリーの畑は円形劇場のような畑で、ブドウ木は一日中日の光を浴びます。それに加え、バラッティ湾が鏡の役割を果たしてくれるため、昼は太陽の光を、夜は星の光が反射して、畑に惜しみなく降り注ぎます。

イ・マンドルリの畑の周囲には、セイヨウヒイラギガシやコルクガシ、イチゴ、ギンバイカ、ピスタチオなどの地中海灌木が残っています。アーモンドの木(イタリア語で『イ・マンドルリ』と呼ぶ)もあり、それがワイナリーの名前の由来になっています。また、周辺には数百種の鳥やカメ、キツネ、鹿、イノシシ、色とりどりの蝶を含む何百万もの昆虫が生息しており、豊かな動物相に恵まれています。この豊かな生物多様性はワイナリーの大きな財産です。
自然界の細菌、菌類、昆虫、ミミズは、森林やサンゴ礁と同じくらい複雑な生態系を持っています。しかし、肥料や除草剤、農薬はそれら全てを死滅させてしまいます。生態系が死滅した後、土が生態系のバランスを取り戻すためには数十年以上もかかるだけでなく、種間のバランスが取り返しのつかないほど変化するため、生まれ変わったものが以前のものに完全に戻ることは困難になります。しかし、イ・マンドルリの畑は、ブドウを植樹する前は地中海灌木が自生していた場所で、それまで全く肥料や農薬で汚染されたことがありませんでした。このため、土は全く汚れがなく純粋で、数十万年前に地球に存在していた微生物が今も土壌に含まれていると考えられます。
マダレーナ・パスクエッティはこのテロワールの力を強く信じています。テロワールは人類共通の守るべき財産で、後世に継承していくべき大切なものであると考えています。イ・マンドルリでは、ビオディナミによって、地中の微生物の生命力と、地球と空気の交換プロセスを高め、畑の周辺環境の自然バランスを整え、ワインに最大限のテロワールを表現しようと努めています。

イ・マンドルリでは、慣行農業で使われる農薬や肥料は一切使わず、ビオディナミで認可されている 500 番や 501 番などのプレパラートを使っています。人工的な肥料も一切使わず、セイヨウワサビやクローバー、大麦、レンゲ、エンドウ豆などの緑肥を畑に撒いています。これらの緑肥は、土壌の有機組成と窒素のバランスを自然に改善してくれると同時に、畑の侵食防止、夏の間の旱魃防止にも役立っています。
ワイナリーでは畑作業においても醸造においても、可能な限り自然な方法で作業をしています。例えば、一般的に行われている摘芯は行わず、ブドウの枝先を切らずに伸びたままにしておいて、ブドウを自律的に成長させています。また、太陽のサイクルだけでなく、月のサイクルも栽培やワイン造りの工程における目安としています。
イ・マンドルリでは「テロワールを醸造する」を哲学としています。セラーでは、一世紀前の醸造所にあったものを見つけることができます。
カンティーナでは衛生管理のためだけに現代的技術を用いていて、その他の醸造工程は、全て自然なプロセスに任せているからです。
収穫は全て手摘みで行い、酵素、培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造を行います。醸造中は温度管理も行いません。清澄も濾過も行いません。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り、必要最小限の SO2 を添加しています。


スヴェレートのエレガントさを表現するナチュールの新星

イ・マンドルリは 2008 ヴィンテージからワイン造りをスタートしたスヴェレートの小さなナチュラルワイナリーです。
トゥア・リータやモンテペローゾ、ペトラなど、他のスヴェレートのワイナリーの殆どは、村の旧市街の南に広がる斜面に集まっています。しかし、イ・マンドルリのあるベルヴェデーレ地区は、旧市街のある丘陵よりもさらに高い北側の海抜 300mの丘陵に位置しています。畑は設立当初からビオディナミで耕作されていて、冷涼感を備えた驚くほどのエレガントさがワインに反映されているのが大きな特徴です。


ピノ・ノワールのような
透明感に包まれたナチュラルワイン

イ・マンドルリの畑は、今まで全く肥料や農薬で汚染されたことがありませんでした。このため数十万年前に地球に存在していた微生物が今も土壌に含まれていると考えられます。
「テロワールを醸造する」を哲学とするイ・マンドルリでは、このピュアなテロワールで栽培したブドウを全て手摘みで収穫して、醸造添加物は一切加えずに醸造を行います。醸造中は温度管理も行わず、清澄も濾過も行わず、純粋な透明感に包まれたナチュラルワインを造っています。


インポーター資料より

 

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