Ezio Cerruti /Fol Zero (L.22/23) エツィオ・チェッルーティ/フォル ゼロ 2022

商品名 フォル ゼロ 2022
原語表記 Fol Zero
ワイナリー/生産者 エツィオ・チェッルーティ
タイプ
生産地域 ピエモンテ/イタリア
ブドウ品種 モスカート 100%
アルコール度数 12%
サイズ 750ml

¥3,300 税込

在庫1個

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説明

「Fol」は、ピエモンテの言葉で変人奇人を意味し、モスカート ダスティ用のモスカートの一大産地で辛口のワインを造ってしまった自分自身を揶揄した名前。このワインを造る以前は、パッシートのSol(ソル)に使うブドウ以外はすべて共同組合に売ってしまっていたが、友人の造り手や自分自身の欲求もあり辛口のワインも造り始めることになった。

最初は実験的に様々な仕込みを試し、2013年からまとまった量をリリース。その出来に確信が持てたいまは、スティルにとどまらずフリッザンテや長期の醸しを施したワインも造るようになった。ノーマルの「Fol」は年によってSO2添加Ver.(無印)と無添加Ver.(Fol Zero)の二種類を仕込んでいる。収穫後ダイレクトプレスしたモストをステンレスタンクで醗酵、熟成。収穫からボトリングまで全工程で二酸化硫黄を一切使用しない無添加Ver.(Fol Zero)には、SO2に頼ることなく自らをプロテクトできるよう、無印Ver.よりも糖度の上がった区画のブドウを使用。エチケットの上部の丸部分には”Zero”を表す「Z」が記されています。

 

エツィオ・チェッルーティについて

畑を見せてもらった時の彼のひと言目が面白かった、畑のパノラマが広がる景色に手を広げながら、”まずは、ピエモンテで一番除草剤の使用量の多い地域へようこそ!”。実際、彼の住むカスティリオーネ・ティネッラは、モスカート・ダスティ、アスティ・スプマンテ用のモスカートを生産する地域で、これらのワイン自体、イタリアワイン全体の中でも最も工業的に生産されているワインと言え、それに使われるブドウも多かろう良かろうという考えのもとで生産されています。より多くの収量を得るために大量の化学肥料が投入され、除草の手間を省くための除草剤、雨がちの年でも見た目的に完璧なブドウを作るために防カビ剤が使用されています。伝統的にはこの町の辺りでは良質なモスカートが生産されていたそうですが、今となっては見る影もありません。

<遠くの方の畑を指差して、”あっちの畑でどこが僕の畑か分かるかい?”と聞いてきました。もちろん分かりますとも、あの真緑に見える畑でしょ、他の畑は春なのに雑草の色が赤茶色(除草剤をかけられた雑草って赤に近い茶色をしていて、自然に枯れた時の色とは全く異なります)してますもん、と答えたら彼ニヤリ。

畑仕事が遅れ気味で、本当ならトラクターでうなっちゃい(うなう、耡うと書くようです)たいんだけど、あんまりにもタンポポが見事に咲いてるからできないんだよねー、とエツィオ。畝が野菜畑になってます。ルーコラにいたってはそこらへんに有難味無く生えている。彼は除草剤などは使わずに6ヘクタールの畑を1人で維持しているそうで、農繁期は1日中畑に出ていて家にいることはまずないとの事。

9月中旬、モスカートが完熟する頃、葉っぱを切ってしまいます。切られた枝の方も蔓が針金に絡まっているので落ちることはありません。その状態で、1ヶ月そのまま放置して天日干しにします。そのブドウをセラーに持ち込み、プレスし、モストを使い古しのバリックに入れ、あとはそのままモストのしたいようにさせる。当然培養酵母も使わず、醗酵・熟成段階には2酸化硫黄も添加しないし温度管理も行わない。約2年の熟成の後、若干量の2酸化硫黄を添加してボトリング。以上、実にシンプル。

それまでもブドウ生産、ワイン造りはやってきていたが、2001年が自身のワイナリーとしてのファーストヴィンテージ、2002年は多雨だったため全く生産せず全てのブドウを大きなワイナリーに売却したということで、僕が飲んだ2003年はなんと2ヴィンテージ目にあたる。何たる完成度!!

家に戻り、2001、2003と前の日ボトリングしたという2004を飲ませてもらう。なるほど、トリンケーロが2001を絶賛していた訳も分かった。アンジョリーノの良年のレチョートに通じる、甘いが甘すぎないというか、甘いのに辛口のワインに感じる雰囲気を感じると言うか・・・。本人も言っていたが、2004年は2001年にタイプとしては似てるかも。とても気に入ったので、その場でオーダーしてしまいました、彼の生産量の2割に当たる600本!

飲みながらいろいろな話をしました、趣味、造り手の友達、好きなワイン等など。ザ・クラシック・バロリスタ、ジュゼッペ・リナルディやカッペッラーノなどと親交が深く、特にリナルディとは一緒にバイクでツーリングに行ったり、会っては音楽や本の話をしたりするそうで、収穫とかも手伝ったりするそうです(彼の収穫時期と重ならない時があるので可能)。

彼自身、ネッビオーロを愛してやまず、できることなら将来バローロを造ってみたいって言ってました。うーーん、気持ちわかるなぁ、とますます意気投合。再び彼の造るパッシートの話に戻った時、彼が、”実は、いちパッシートの造り手として、挑戦してみたいブドウ品種があるんだよね”。まままままさか、リから始まるあれですか?と僕。”そう、リースリングだよ。”と彼。 おーーーっと、リースリングといえば、僕は”ところでシュレールって知ってる?”って聞いたら、彼のリビングに唯一飾ってあったボトルがこれだ!シュレールのゲヴルツトラミナーS.G.N.の1989でした!!こうして僕達は完全に分かり合ったのであった。(輸入元案内より)

伝統的に高品質のモスカートを産する土地として有名だった、カスティリオーネ・ティネッラにあるエツィオ・チェッルーティの始めたワイナリー。2001年からワイン生産を開始。それまでは町にある協同組合ワイナリーで働く一方で、生産した葡萄もそのワイナリーに売っていた。6ヘクタールの畑を1人で耕作し、モスカートのみを栽培している。ボルドー液以外の農薬は一切用いない有機農業を実践。8月の下旬から9月の上旬、モスカートが完熟する頃、葡萄のついた枝を葡萄樹から切り離すための剪定を行い、そのまま畑の中で雨風にさらされる状態で葡萄を乾燥させ、約2ヵ月後に収穫を行なう。除梗し、圧搾して出たモスとは樽へと直接入れられ、培養酵母、2酸化硫黄ともに全く添加しない状態で、2年の歳月をかけゆっくりと醗酵させる。ボトリング前に若干量の2酸化硫黄を添加、ノンフィルターでボトリング。

インポーター資料より