コッレ・サン・マッシモ /ロッソ 2018

商品名 ロッソ 2019
原語表記  Rosso 2019
ワイナリー/生産者 コッレ・サン・マッシモ
タイプ
生産地域 アブルッオ/イタリア
ブドウ品種 モンテプルチアーノ100%
アルコール度数 12%
サイズ 750ml
 

¥3,300 税込

在庫切れ

商品カテゴリー: , , ,

説明

粘土質土壌。収穫後、果皮 と共に約 1週間、野生酵母による醗酵を促す。圧搾後、セメントタンクにて12カ月、ボトル詰め後12カ月の熟成。雨が多く苦しんだため、やや不安定さもあるものの、タンニンの甘味、果実の柔らか味を持った赤。ストレスを感じない飲み心地には、毎年驚かされてしまいます。

以前は「Piu Rosso ピウ ロッソ」という名前でしたが、生産量の少なさを解消するため造り分けることを止めたので、名前がシンプルになりました。こちらもDOCを申請していないため名乗れませんが、モンテプルチアーノ・ダブルッツォとして造られた赤。2018は天候的にはあまり恵まれず、冷涼さを感じるヴィンテージ。例年のような強い果実というよりも、エレガントな酸ときめ細かいタンニン、繊細な味わいです。モンテプルチアーノというブドウの持つ、ポテンシャルをストレートに感じつつも、決して気張らない柔らかい果実味。造り手の思いや意志がワインに伝わるのだとしたら、このワインにはエンリーコ自身の穏やかさ、優しさを感じるワインなのだと思います。改めて、コッレ サン マッシモの魅力に気づかされる味わいです。(2018ヴィンテージの輸入元コメントより)

彼のワインを飲むと、モンテプルチアーノというブドウがどれほどポテンシャルを持っているのかよくわかります。収穫が10月中旬以降と非常に遅くまで樹上で成熟できる、、、それだけ丈夫な果皮と強いアントシアニンを持つブドウ。エンリーコ曰く、「完熟したモンテプルチアーノは何もしなくても潰せば自然と醗酵が始まる、それをただ見守るだけさ。」祖母の時代と一切変わらないワイン造り、モンテプルチアーノの強い果実と旨み、それでいて甘みを持ったタンニンは何よりも心地よい、全くストレスのかからない自然体のワイン。(2017ヴィンテージ・インポーターコメントより)

 

コッレ・サン・マッシモ(エドアルド・ヴァレンティーニ)について

アブルッツォ北部、モンテプルチァーノの偉大なる産地テラーモ近郊、アドリア海沿岸の町ジュリアノーヴァ。この土地に生まれたエンリーコ ガッリナーロ。大学卒業後、アメリカで 20 年近く教師として勤めてきたエンリーコ。アメリカでの生活は、故郷で当然のように食べていた野菜にオリーブオイル、そしてワイン。それがどれほど恵まれていたのかを、身を持って体験したと話す彼。2003 年に故郷に戻り、祖父の農園を引き継ぎ、オリーブの栽培と自家消費用のワインを造り始める。

農園といっても非常に小規模で、1.5ha のオリーブの畑と、ブドウ畑はわずかに0.7ha しかない、、。現在は家業を手伝う傍らで、自家消費用の野菜やオリーブオイル、ワインを醸造している。畑はグランサッソの麓に広がる土地、粘土質が非常に強く、標高は 100m程度。海までわずか 4km。強い潮風によって冷涼さを保っている。ブドウは祖父の時代に植えたものばかりで樹齢は 40~50 年。モンテプルチァーノ ダブルッツォを中心に、トレッビアーノ、パッセリーナ、マルヴァージアを栽培。肥料を与えず、不必要な剪定や除葉、グリーンハーヴェストを行わない。ほとんどが手作業中心、効率を考えず時間を費やす、単純な理屈ではあるが、それこそが最も大切だと話すエンリーコ。化学的な肥料や農薬は一切使わず、銅と硫黄についてもほとんど使用していない。

彼のフィロソフィの根幹にある、「自分たち家族が食べる、飲むものを造る」という考え。栽培が安定し収穫が見込めるようになった 2008年より、自家ボトリングを開始、といっても 07ha の畑からたった 2000本という少なさ、そのほとんどはカンティーナでエンリーコ自ら販売している。醸造はほぼ独学というエンリーコ、したブドウは小型のセメントタンクにて醗酵を促す。途中、酵母添加や温度管理は行わないのは当然、フィルターや清澄も行わない。SO2 はボトル詰めに僅かに使用する程度。「醸造をゼロから勉強してみて感じたことは、どれもこれも不必要な工程が多すぎる。酵母は本来ブドウ自身が持っているし、醗酵中もコントロールしなくても時間をかけて終えるのを待てばいい。 オリや濁りは時間をかけてオリ引きすれば問題ない。あとは一つ一つの工程のクオリティを上げるだけ。」なんとも合理的でいてシンプルなエンリーコの醸造哲学。

ワインだけでは完結しない、食事と共にあるというテーブルワインとしての存在です。元来の生産規模ゆえに、利益の追求を無視したエンリーコのワイン観。滋味深く、飲み飽きることのない優しさを持ったワインです。

インポーター資料より

 

 

レビュー

レビューはまだありません。

“コッレ・サン・マッシモ /ロッソ 2018” の口コミを投稿します

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です