説明
フレイザ、樹齢30~50年。カンティーナの横にある畑に咲き乱れる矢車草の意。収穫後、除梗し果皮・種子と共に醗酵、40日を越える長い浸漬を行ってから圧搾。
タンク内で24カ月程度の熟成。初めて彼のカンティーナに行った時。衝撃を受けたのはこのフレイザでした。
一般的なフレッシュなフレイザではなく、長い熟成を経たフレイザには、どことなくネッビオーロに通じる印象があります。
猛暑でありながら冷涼でフレッシュな果実を持った2017。もはや文句のつけようがない素晴らしい味わい、、しかも価格に脱帽です。
サッコレットについて
カザーレ モンフェッラートからすぐの町サン ジョルジョ モンフェッラート。1984年よりブドウ栽培、ワイン醸造を続けるダニエーレ サッコレット。ピエモンテの流儀“という、常識や固定観念といったものに全く左右されることなく、独自の考察と価値観のもとワイン造りをしてきたという異色の存在。畑は約10ha、標高は200~250mの小高い丘陵地で、表土は石灰を豊富に含んだ砂質に覆われ、多雨に強く湿度が上がりにくい、恵まれた環境。畑は数か所に点在し、独自の個性を持つ。「自分で納得できるものだけをボトリングする」と言い切る、その「こだわりの深さ」こそ、サッコレットの真髄といっても過言ではない。果実を限界まで樹上に残し、完熟しきったブドウのみを選別して収穫。年によっては樹上で脱水が始まるほどに熟成したバルベーラ。そしてブドウの持つ要素を最大限に引き出すため、50日を超えるマセレーション(果皮浸漬)。年によっては2カ月を超えることもある。それは、バルベーラに限ったことではなく、同様にグリニョリーノ、フレイザにおいても全く同じ考え。全てを出し切ったブドウから、ゆっくりと時間を費やしたワイン造り。バルベーラやグリニョリーノの個性を引き出すオリジナリティ溢れる造り手。
インポーター資料より
レビュー
レビューはまだありません。