説明
「奥さんルイーザのために造り始めたビアンコ・アンソニカ。トスカーナ最南部の海にほど近い町、カパルビオの信頼する農家から買い付けたアンソニカで造られるワインになります。」 とても外向的で、もうすでに楽しい感じです!
サンタ・マリーア
ベルガモ出身のマリーノとルイザ夫婦が1989年にモンタルチーノに定年後の住処として購入した小さな農園。マリーノはコンピューターのプログラマー、ルイザはフレッシュパスタの店を3軒経営していたという、ワイン造りに関しては門外漢のふたり。当初はまったくワイン造りをする予定はなく静かな田舎暮らしをする気でいたところを、ある日おとぎ話のようなきっかけからワイン造りの道へはまりこむことになる。
庭の栗の木にからまるツタをひっぱってみると、雑草に埋もれた古いブドウ畑にたどりついたのだ。通常ブルネロの認定地区でブドウを栽培するのには高額な権利金と複雑な手続きを要求されるところを、まったくの偶然からそのチャンスを手にしてしまったルイーザとマリーノ。
これは神様がブドウを育てなさい、と言っているのだとワイン造りに挑戦することに。以来体当たりでブドウ畑で格闘してきたが、「これこそ天職。放っておかれたら何日でも畑にいられる。最も落ち着く場所。」とマリーノはすっかり畑の魅力にとり憑かれたようだ。
たった1,5ヘクタールの畑から素晴らしいブルネロを造りだしているが、ほとんどがマリーノひとりの手作業によるもの。 「僕たちはまったくの素人。だからこそ自然には謙虚に向き合い、感謝の気持ちを常に忘れずに働きたい。
ブルネロではソルデーラを最も尊敬し、ラ・ビアンカーラのアンジョリーノやグルッポ・ヴィーニヴェーリのメンバーとも交流を持ち始めたために様々なことを“先輩”(本人の言葉)たちから学んでいるというマリーノ。ブルネロの本来あるべき本当の姿は、異邦人である彼らの方がはっきり見据えることができるのかもしれない。
インポーター資料より
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