ジェローム・アルヌー/ アルボワ・パラドクス・サヴァニャン・マセレ 2020

商品名 アルボワ・パラドクス・サヴァニャン・マセレ 2020 
原語表記 Arbois Paradoxe Savagnan Macere 2020
ワイナリー/生産者 ジェローム・アルヌー
タイプ 白・オレンジ
生産地域 ジュラ/フランス
ブドウ品種 サヴァニャン 100%
アルコール度数 13%
サイズ 750ml

¥6,380 税込

在庫切れ

説明

醸造、熟成:除梗して軽くデブルバージュ。空圧式で圧搾。ステンレスタンクで10日間果皮浸漬。プロペラで攪拌させ、酸化と褐色化を防ぎます。4カ月ステンレスタンク熟成。濾過・清澄・SO2添加せず。 味わい:まさにこの地のテロワールを反映させた香りに果皮浸漬由来の収れん。 美しい新鮮な果実と長い余韻を与えてくれます。

褐色化を避けるという造り手の意志の通り、いわゆる“醸し”に由来する外観ではなく薄濁りの白。香りは果皮に由来するフェンネル、レモングラスにシナモン。まだ若さがあり、硬質な果実の層が生き生きと十重二十重に現れます。SO2ゼロとは思えない構成の密度があり、甘く熟した柑橘エキスが余韻に上がります。極めてポテンシャルの高い完成度で、一週間以上かけて観測しましたが余韻のエキスがじわじわと向上していきます。グラスの形状や温度によっても様々に表情を変えてくれ遊び甲斐のある完成度です。(2021年8月)

レ・キュヴェ・ジェローム・アルヌー(ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌ)について

ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌ(ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ)は、1997年に生産者からブドウを買い付けるスタイルのネゴシアンとして、ジュラのビオディナミ生産者として注目を浴びるステファン・ティソと妻のベネディクトにより設立されました。
その後2009年にブノワ・ミュランが共同経営者として加入。ステファン・ティソが醸造を担当、ブノワ・ミュランが営業を担当していました。

2012年からはカーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌの醸造についてはドメーヌ・ティソで彼の右腕として10年以上従事していたジェローム・アルヌー氏に任せています。ネゴシアンのブランドとして「レ・キュヴェ・ジェローム・アルヌー」(栽培・醸造責任者である自身の名前を冠した“ジェローム・アルヌー”シリーズ)と「ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌ」があり、ジェローム氏が両ブランドの醸造責任者を務めていました。

2019年、ラ・カーヴ・ド・レーヌ・ジャンヌは醸造責任者であるジェローム・アルヌー氏に売却し、ブノワ・ミュラン氏は念願の自社畑を持つドメーヌ ル・クロ・デ・グリーヴを購入し、責任者となりました。

ワイン(特にシャルドネ「グラン・ド・ピエール」およびピノ・ノワール「レ・リュサード」)はアルボワでも屈指の歴史あるカーヴにて樽熟成が行われます。カーヴ内は2列のオジーヴ穹窿を支えるアーチ型の支柱が奥まで突き抜けるように整然と並んでいます。

このゴシック様式の美しいカーヴを建築したのは、ブルゴーニュ伯オトン4世の娘で、1316年から1322年までフランス王となるフィリップ5世・長躯王(フィリップ4世・端麗王の息子)と結婚したジャンヌ。フランスの女王となったジャンヌは夫の死後、現在のアルボワ市ブルゴーニュ通り5番地にあたる場所に、自分の母であるアルトワ女伯マティルドと共に、屋敷の中にこの素晴らしいカーヴを建設しました。
この歴史的建造物は当初、この地方の最高のワインを保存するために作られましたが、その後建設時のままの形で現在まで残されました。

メゾンでは御目に適ったブドウを買い付けることにより、伝統的な栽培方法のものと有機栽培のもの双方において提供できるアイテムが増え、また表現できるテロワールの幅を広げることが可能となっています。

 

インポーター資料より

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