説明
典型的なマルヴァシアの芳香がすぐに感じられ、バラの香りが漂います。ボディとタンニンが際立ち、全体に丸みがあり、フローラルでフレッシュ。前菜、白身と赤身の肉、チーズ、ハーブ入りのチーズなどによく合います。2020VTより軽やかで2021VTよりしっかりしていて中間くらいの味わいです。甘やかな金木犀、びわ、柑橘の爽やかな香り、ハーブなどが少しずつ現れ、時間経過とともにびわや杏などのストーンフルーツのいつものプラダローロ香が溢れ出してきます。
粘土、石灰岩。
粘土、石灰岩。
ポデーレ プラダローロ(アルべルト・カレッティ)について
ポデーレ・プラダローロは、イタリア・エミリアロマーニャ州のパルマ県にあるパルマの丘にあります。ほぼすべて南向の畑には、前方のチェノ渓谷が常に涼しい海風を運び、後方には丘が隆起し、日夜の寒暖の差が激しい完璧なミクロクリマとなっています。この気候の影響で、自然農法に近い有機農法で管理される葡萄樹は健康に育ち、インテンスで繊細かつ凝縮感のあるよく熟した果実を育みます 。造り手”アルベルト・カレッティ”氏は、チーズなど乳製品の製造一家に生まれ、子供の頃から発酵に魅了され、農学を学びパルメザンチーズのプロテイスター/チーズ専門家として世界中で活躍していました。90年代初頭、最高級のクラテッロやハム造りも始め、同時に、長年この渓谷で失われていた高品質ワイン造りの伝統を復活させるため、1990年にプラダローロの家の畑に2ヘクタールの葡萄樹を植えました。チーズ造りを添加物ゼロで行っていたため、ワインを造り始める時にも人工的になにかを添加することは考えられなかったと彼は云います。ワインは、白・赤ともに、人為的な温度コントロールはせず、自然酵母で発酵、長期間皮と一緒に醸し、 無濾過・無清澄・SO2完全無添加で造られます。マセレーションの期間は味見をしてワインがその個性を発揮したと判断できるまで続きます。葡萄だけで古代・中世の味わいやテロワールを表現した、健康的でナチュラルで長持ちするワイン造りへの独創的な”醗酵と技法”は、彼の発酵を中心とした様々なバックグラウンドで築かれています。
インポーター資料より
レビュー
レビューはまだありません。