説明
収穫後、除梗せず果皮と共に4週間、緩やかに醗酵が進む。圧搾後そのままセメントタンクにて12か月の熟成。地元のレストランや個人向けのスフーゾ(量り売り)でしたが、コロナウィルスにより、地元消費が停止したことから生まれた、気兼ねなく飲めるテーブルワイン。 ジャグ付きの3リットル入りバッグ・イン・ボックス。 ※ 開栓後は冷蔵庫での保管推奨です。
2020年のコロナ渦、地元消費用の量り売りワインが大量に余ってしまった事態を打開するために生まれたワイン「ペンスィエロ」。サウロの誠実な仕事は、キァンティというワインが本来持っていた食中酒、そして飾らない素朴かつ飽きの来ない飲み心地のよさ。というか、こんな素晴らしいワインが量り売りだなんて、一体どういうことなのか逆に心配になってしまいました。一応現在は、イタリア国内ではコロナの影響はほとんど無くなったのですが、一度途切れてしまった販売先が元通りになるのは難しく。量り売りの需要はこの3年でかなり少なくなってしまったといいます。そこで昨年に続き、今後も継続してボトル詰めしてもらう事に致しました。今回は2020年収穫のブドウよりボトル詰め、天候にも恵まれた理想的なヴィンテージという事もあり、果実と酸のバランスの良い魅力的な味わい。他の赤とは違い、タンニンが控えめでスムーズな飲み心地が素晴らしい、間違いのない食中酒だと思います!今年はどうしても梱包資材、ビンなどの値上げや、原油高による輸送費用の高騰もあって、前回よりどうしても値上がりを防ぐことはできませんでした。しかしながら、味わいに限って言えば、十分にその価値がある素晴らしい味わいだと思います。
ポデーレ ルイーザについて
当主サウロの誠実な仕事は、キァンティというワインが本来持っていた食中酒、そして飾らない素朴かつ、味わい深いキァンティを造り続けてきました。現在でも全体の 7 割以上量り売り、地元のレストランや個人客の消費がその大半を占めていましたが、4~6 月のロックダウンの影響でレストランは休業し、量り売りの消費が激減。過剰在庫は彼らの生計に大打撃を与える事態に、、、。エヴィーノとして手助けできることを考えた結果、この量り売り用のワインをボト ル詰めして昨年よりリリースさせていただきました。ワインの名は「Pensiero ペンスィエロ=贈り物、思いやり」、サウロが父から受け継いだこの土地からの贈り物で あり、彼らのワイナリーをみんなの想いで支えていきたい!という気持ちで付けさせていただきました。 中身は量り売りのワインでありながら、そこはサウロの仕事量がはっきり見えます!彼の誠実で真面目過ぎる仕事ぶりは、スフーゾであっても普段のボトル詰めしているワインと全く遜色ありません!、、、というか、こんな素晴らしいワインがスフーゾになっているなんて一体どういうことなのか、逆に心配になってしまいます、、汗。 キァンティという、食中酒の文化を代表するかのような飲み応えと、食べるものを引き付ける酸とタンニン。それでいて飽きの来ない飲み心地のよさ!そして、量り売りとは思えない十分な飲み応えと 安定感!間違いなく皆さんのテーブルワインとして、不動の立ち位置を築き上げる素晴らしいクオリティだと思います。コロナウィルスの影響はイタリアのみならず、日本各地でも大きな影響が出ておりま す。ですので、今回は少しでも多くのワインを消費してもらえること、そして皆さんに喜んでもらえるように、少しでも多く消費してもらう観点から、引き続きワイナリー応援価格とさせていただきました!どう か皆様、ご協力よろしくお願いいたします!!
インポーター資料より
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