説明
黄みがかった琥珀色。黒や白のレーズン、干し草やカラメル、 ブランデーなどを想わせる深みと複雑性を感じさせる魅惑的な香りが漂います。 4年間小樽で酸化熟成をさせていますがパワフルなスタイルではな く、シュナン・ブラン由来の豊かな果実の風味がしっかりと感じられ角は円く、 酸化熟成由来の様々な要素が複雑性や旨味を重ね絶妙なバランスで溶け込み、オードヴィーのような風味がしっとりと広がります。 シュナン・ブランならではの果実味と葡萄らしい印象、それでいて緻密さ奥行き、 旨味感などが満載の魅力に満ちた味わいで、 偉大なワインと言っても過言ではないでしょう。抜栓してからもゆっくりと時間をかけてお楽しみ頂けます。
ラ・クーレ・ダンブロジアについて
グリオットのワインを飲んでこの道に進んだ ジャン-フランソワ シェネは、「農民であることに誇りをもてる仕事をする」、その想いを胸に抱き自然環境とワインを飲んでくれる愛好家を尊重した農業に取り組むことを決め、化学物質に頼ることなく土と対話を重ねそれを育み、自然かつ健全なブドウを完熟した状態で収穫することに注力してきました。また、醸造者としては「決してワインを触りすぎることなくありのままに造ること」を旨とし、酵母や亜硫酸はもちろん酵素もビタミン剤も決して加えず、成り行きのままに醸造します。強い個性を有するが故に、リリースするまで長い年月を待って良い状態にしたにも関わらずその品質を否定され、父親から譲り受けた畑の一部を売却して資金繰りに充てざるを得ない状況に陥り自分の仕事に対して悩んだこともありましたが、尊敬する生産者からの助言や励ましを得て現在に至っております。
彼が造るワインは、自身に強い影響を与えたグリオットのそれに劣らぬ無限のポテンシャルを秘めており、彼がこの土地で造るからこそできる唯一無二のものだと述べても過言ではないでしょう。
(インポーター資料より)
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