ラ・ビアンカーラ/レスト [N.V]

商品名 レスト(ノン・ヴィンテージ)
原語表記 Resto (N.V.)
ワイナリー/生産者 ラ・ビアンカーラ(アンジョリーノ・マウレ)
タイプ 白・(甘口)
生産地域 ヴェネト/イタリア
原料・果実 ガルガーネガ100%
アルコール度数 11%
サイズ 750ml

¥8,800 税込

在庫5個

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説明

旧セラーで、樽に入ったまま置かれていた様々なヴィンテージのレチョートとヴィンサントをブレンド。

インポーター資料より〜
このワインの誕生秘話をどこから始めたものか…。2012ヴィンテージから一部のワインをNewセラーで、2013からは全量をNewセラーで仕込むことにしたアンジョリーノ、“より良く”や“もっとナチュラルな”などといった、前に進むためのモチベーションを生み出すことに関しては天才的な男なのですが、今現在とは違ったヴィジョンを持っていたかもしれない過去の自分(の仕事)に対しては極めて無頓着(時に否定的)なところがあり、旧セラー(彼らのラベルに描かれているやつです!)には樽に入ったまま置き去りにされたワインがちらほらあると確信していたオータ。
2015年に訪問した際に、「アンジョリーノ、そういえばさ、タイバーネ2006とかレチョート(リゼルヴァ)2003とかさ、ボトリングしてないってことは、まだ古いセラーにあるんでしょ?だったら、ちょっと飲みに行こうぜ!」と提案し、旧セラーに残っていた全ての樽のワインの試飲をしてみたところ、完璧な状態のワインもあれば揮発酸が恐ろしく高くなってしまったワインなどもあり…。オータが記憶しているところだと、

◇タイバーネ06 樽(1):完璧!もうずううううううっと飲んでいたいワイン

◇タイバーネ06 樽(2):恐ろしい量の揮発酸があり、ワインよりもお酢に近い…

◇Cから始まる、公式的(法律的?)には“植えていない”ことになっている、フランスの某生産地を代表する白品種の2012:滅茶苦茶美味しいいいい!「今すぐボトリングして!」というワインの叫びが僕には聞こえてきました。

◇レチョート03 樽(1)&(2):大樽で熟成させていたワインを2007年3月にボトリングしたのがノーマルVer.のレチョート03。その際に全量をボトリングせずに、一部のレチョートを2バリックへと移したのが、樽(1)&(2)。熟成中も、ワインの補填等も一切することなく、8年間完全放置されていたわけですが、えげつなく美味しくて、それはもうレチョート史上最高傑作のリゼルヴァ1999に匹敵する味わいでした。

これ以外にもいろいろあったのですが、僕もメモせずにただ飲むだけでしたし、ブレンドするときにメモくらいしてるのかなと思い、今回のレストにブレンドしたワインの詳細を質問したところ、「ピーコもあった気がするし、レチョート2000と2004もあったような気が…。ほんとゴメンね。またしても、うちらイタリア人が混乱ばかりを生み出す国民性を証明することになっちゃったね…。」と次男アレッサンドロ…。つ、ま、り、正確には何が何%入っているのかが不明なワインという事に…。(上記のタイバーネ 樽(2)以外のワインがブレンドされていることだけは確かです!)

で、話は元に戻ります。一通り飲み終わった後にガレージ的な場所へと移動し、別の問題児的なワインを試飲します。そこには、アンジョリーノがボトリングを躊躇している2003年ヴィンテージ以降のヴィン サント(レチョートとの違いは、夏場に暑くなるような場所で酸化的な熟成を施すところ。ビアンカーラとしては、2002ヴィンテージのみが世に出ています!)が4~5ヴィンテージ分くらいあったと記憶しています。どれも美味しいは美味しいのですが、アンジョリーノが期待していたような高アルコール度数に達することなく、多量の残糖がある状態で酵母が活動を休止してしまっており…。

そこでオータは、残糖があるヴィンサントと樽(2)のタイバーネ06のような揮発酸が高くなるという問題を抱えてしまったワインをブレンドすることで、補完し合うようなワインにしてみたら?と提案したのですが、アンジョリーノがやったことはといえば、オータが単体でボトリングしてもらいたかった品質的に全く問題のないワインを混ぜこぜにしてボトリングするという…(涙)。タイバーネ06やレチョートリゼルヴァ03は、歴史に名を残すワインだったのに…(悔)。

なんにせよ、2015年夏にボトリングしたわけですが、甘口のワインと辛口(ないしほぼ辛口)のワインをブレンドしたため、当然のことながら薄甘口ななんとも中途半端な味わい(でも全然美味しかったです!)になってしまいましたし、酸化防止剤も一切添加しなかったので、微細な醗酵がボトル内で始まってしまい、どういったタイミングでリリースすべきかを決めあぐねる事態に…。で更に5年ほど放置することになるわけですが、この5年で味わい的には劇的な成長を見せ、どんどんキレみたいなものが生まれてきたかと思えば、今度は大量の澱がボトルの底に溜まり始め…。

澱は除去したいけど、ワインはこれ以上酸化させたくないとアンジョリーノは考えていたのですが、「平均しても10年弱樽に入っていたワインだよ??ネガティブに酸化するならとっくにしてるでしょ。ていうか、むしろ10年で培った抗酸化力を信じてあげないと!」と励ましまして、結局2020年4月に全てのボトルを開け、アンジョリーノ奥さんローザマリーアのブショネチェックを経た(笑)後にタンクにワインを戻し、澱を沈めてから再度ボトリングしたのが今回届いたレストになります。

レストはイタリア語で“残り”という意味の言葉なのですがREcioto miSTO(レチョート ミスト…ミックス レチョートの意)を短縮してRESTO…。今やサイコ~な飲み心地のワインです!ラベルもなかなか素敵だと思いますのでチェックしてみてくださいね!

命名した責任を取り(笑)、全量(1200~1400本程度だったような…)が日本に入ってくる予定で、今回は576本が届いています。是非是非お試しください!余談ですが、お酢化していたタイバーネ06は廃棄、2003以降のヴィンサントはまだ樽の中です…。

ラ・ビアンカーラについて

ソアーヴェの隣のDOC地区である、ガンベッラーラでアンジョリーノ・マウレが1988年より、7ヘクタールの畑とともに始めたワイナリーです。アンジョリーノは、ワイン生産の盛んな、ヴェネト州のガンベッラーラで生まれ育ちました。マウレ家は、ガンベッラーラという土地にありながら、ブドウ&ワイン生産に携わらない家庭だったのですがアンジョリーノは若い頃から自らワインを造るということに憧れを抱いていました。

そして若い頃働いていた工場で、奥さんのローザマリーアと知り合い、結婚しワイナリー創設の夢を果たすべく、2人でピッツェリアを始めます。お店は大繁盛、80年代前半から畑を買い家を建て始め、1988年、ラ ビアンカーラとして初めてボトリング。発足当初は畑でもセラーでもコンサルタントを雇っていたが、どうにもアンジョリーノは彼らのやり方が気に入らない。
ブドウそのものに、大地、テロワール、ヴィンテージやブドウ品種そのものの個性を封じ込めたものをなすがままに醸したものこそがワインだと考えていたアンジョリーノに、やれあれ使え、これ入れろということばかり・・・早々に彼らとの契約を解除、全てを自らの決断で行うことにします。

「栽培方法」
完全無施肥から、ビオディナミに切り替え、EM菌も試し、ブドウ樹に対する栄養供給の目的ではなく地力回復、微生物叢のバランスを整えるために自家製の純植物性の完熟堆肥を地力が弱いと判断した区画にのみ施肥。

「農薬」
当初から除草剤などの農薬は使わずにボルドー液(ブドウ栽培において、様々な有機農法の認証団体が唯一使用を許可している農薬)のみを使用していたがビオディナミ調剤を試したり、EM、様々なハーブなどから作る煎じ薬を撒いたりとボルドー液さえも排除した農業を目指している。
※彼の住む地域はイタリア最大の平野部、パダーナ平野に面しているため湿気が多いので病気が出やすくボルドー液を撒く回数を少なくすることは極めて危険。近隣の農家に比べたら、もともと撒いているうちにも入らない程度しか撒いていないにも関わらず、排除したいのだそう。

「醗酵方法」
当初はプレスして出てきたモスト(ジュース)だけを使用して、いわゆる白ワイン的な造り方をしてきたがグラヴナーやラディコンらと共に皮ごとのアルコール醗酵を試し始める。しかし長期間の醸し(マセレーション)には疑問を持つようになり
醗酵の初期段階1?2日間のみしか醸さないことが多かった。しかし近年はサッサイアの一部で長期間の醸しに再挑戦!

「酸化防止剤」
当初から少量しか使用していなかったが、サッサイア2002の一部を完全無添加でボトリングを始めたのを機にいまやサッサイアは半量を無添加でボトリング。マシエリにも無添加を試し、ピーコや赤ワインなどもヴィンテージによっては完全無添加でボトリング。目標は全ワイン完全無添加。

インポーター資料より

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