説明
モスカート 100% 樹齢66年 手除梗足ピジャ マセ30日 ステンレスタンク発酵・熟成 ノンフィル SO2無添加。
ラ・ロージについて
パドヴァから南西に20km、コッリ・エウガネイ州立公園の中にラ・ロージがあります。周囲は森に囲まれており、丘の斜面に広がる畑は、まさに自然の一部として共存しています。
ラ・ロージは1974年に現当主エリーザのお母さん、ロザンナさんとお父さんのフランチェスコさんによって設立されました。
蔵の名前のラ・ロージはお母さんのロザンナさんから名付けられました。
このエリアではビオの生産者はほとんどいない中で、ご両親は20年以上ビオで栽培していました。
計り売りのワインをワインを作って売っていたそうです。エリーザさんはオーストラリアのシドニーでソムリエとして働いていましたが、2013年に実家に戻ります。エリーザさんは両親のぶどう栽培の想いを受け継ぎ、その想いを活かしてワイン造りをしたいと考え、2013年から蔵元瓶詰めを始めました。
栽培は無農薬で、草は刈り取らず、マメ科の植物を撒いたりするそうです。養蜂箱もあります。
畑の標高は190mほど。全部で2ha(1haは借り畑)。
ピネッロはおじいさんが植えた樹齢70年の樹。どの樹も昔ながらの高いグイヨー式で樹間が3mあり、昔の根を張るのにストレスにならない距離となっています。果樹がそこかしこに植えられていて、それもいい影響を与えてくれるそうです。代々大切に育てられてきた畑であることは見ただけでわかります。人の愛情が素晴らしい葡萄を実らせるのです。
醸造はどれもシンプル。バットで醸して、しいさなステンレスタンクで発酵・熟成、瓶詰め。亜硫酸は無添加。葡萄のポテンシャルだけでここまでできるのかと感嘆します。
全部で6000本の生産量。地元では女性が造っているワインは売るのが難しいそうで、ほとんどがイタリア国内の都市に。海外は日本が最初の販売先です。このワインと出会えたことは神に感謝しかありません。そして日本に売ってくれたことはエリーザに感謝です。
昨年のドラフト1位、ラ・ロージ。両親が大切に育ててきた畑を引き継ぎ、丁寧に少量生産で仕込んでいます。海外へは日本ともう一ヵ国のみ輸出。限定ワインです。
インポーター資料より。
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