リトゥロッツォ・ロザート 2017 / レ・コステ

商品名 リトゥロッツォ ロザート 2017
原語表記 Littorozzo Rosato 2017
ワイナリー/生産者 レ・コステ / ジャンマルコ・アントヌーツィ
タイプ ロゼ
生産地域 ラツィオ/ イタリア
ブドウ品種 アレアーティコ、プロカーニコ、サンジョヴェーゼ
アルコール度数 11.5%
サイズ 1,000ml
 

¥3,240 税込

在庫8個

説明

今年はなんと7年ぶりにロザートが入荷しております。今回ヴィンテージの影響を最も受けたのはアレアーティコかもしれない、そう話していたジャンマルコ。リトロッツォロザートができたことは嬉しい反面、それだけプリムールやロザートにできないブドウが多かったという事。元来、栽培面積の少ないアレアーティコなだけに、今回はプロカーニコ、サンジョヴェーゼも加えて一度にプレス。モストだけで醗酵を行った、前回とは少し違うロザートになっております。しかしながら、その味わいの軽さと、軽快な心地よさ、、、。この暑い季節にはぴったりな渇きをいやすワインです。

レコステの造るワインの中で、唯一自分たちが栽培したブドウ以外も加えて造られるリトロッツォ。ピエモンテやトスカーナのように恵まれた環境とは違い、ブドウの価値が二束三文にしかならないラツィオ、ヴィテルボの現実。肥料や薬品を抑え良質なブドウを収穫したとしても何一つ評価されず、ただ「量」のみで金額の決まる協同組合。結果、伝統的な農業は消え去り、質より量を求めて薬漬けになってゆく土地。そんな現状を少しでも変えるため、自分たちの考えに同調してくれる若い栽培農家とコミュニケーションを取り、無農薬で良質に栽培されたブドウを、市場価格の数倍の価格で買い取る(市場の価格があまりにも安すぎるんです、、、)。そうすることで、一人でも多くの栽培農家が農薬や化学肥料をやめ、自然環境を尊重した農業を行うことで、地域自体が活性化してゆく。「オレは今まで自分がいかに良い収穫、素晴らしいブドウ、最高のワインを造ることだけに集中してきた、だけど自分一人では何一つ変えることはできない。自分の原点ともいえるこの土地を守り、活性化することで、より意識を高く持った生産者を増やしていきたいと思っている。

このリトロッツォの中には、そうした彼の思いが詰まっている。そして未熟ながらも、質の高いブドウを真剣に栽培しようという幾人かの栽培農家の思いも詰まったワインでもあります。

 

レ・コステについて

ジャンマルコ・アントヌーツィ、彼ほど合理的、かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやシュレール、、、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。多くのワイナリーでの経験、そして祖父より受け継いだグラードリでのブドウ栽培、それぞれ全くの無関係のようですべては彼の計画した通り。そう感じさせてくれる説得力を持っている。そして、それだけでは終わらない彼の情熱。畑での挑戦はもちろん、醸造においても全くの妥協は守りはない。だからこそ、「いつも想像の斜め上をゆく」彼のワインには造り手から飲み手へ、多くのメッセージが詰まっている。

ラツィオ北部、ヴィテルボ近郊カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナの畔。周辺の土壌は火山礫、凝灰岩、顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高は350m~450mの間に位置し、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた2ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「LeCoste」。畑では農薬はもちろん、堆肥なども一切使わない農法を徹底。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまない。これは彼の妥協しない部分、効率性も悪ければリスクも非常に高い、しかしこのスタイルを貫くため過酷な畑仕事は一切惜しまない。2006年より収穫・醸造を開始。一般的に考えれば樹齢の古いブドウ樹のほうが、良質なブドウができる。しかし、必ずしもそうとは限らないことを証明したのがこの「Le Coste」の畑、植樹から手入れまで、一切の妥協なく≪最高のブドウ≫を収穫するために植樹された畑では、10年に満たない樹齢でありながら、高樹齢の畑以上の良質なブドウを付けるという事実。年齢ではなく本質ともいえる結果によって、大きく進化し始めたジャンマルコ。

レ・コステのフィロソフィともいえる、醸造からボトリングに至るまで、一切の薬品類、温度管理、清澄、ろ過を行わないワイン造り。細かく分かれた畑から収穫されるブドウはそれぞれ、果実の密度、味わいの構成、いわゆるテロワール(土地)のキャラクターが違う。その違いを最大限に表現して造るため、ベース的なワインを除き、Cruごとに造られている。ポテンシャルを秘めたブドウには最大限の追求(挑戦)を、また、日地上的に飲まれるワインには、日々の心地よさ、愉しみを持ったワイン。多様な中にもはっきりと個性を秘めたワイン。そしてすべてに共通しているのは、「異常なほどの飲み心地」。自由さを持ちながらも、ゆるぎない覚悟を持ち、挑戦をし続ける最高の造り手。

 

 

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