説明
土壌:シリカを含んだ砂質、砂利、シルト、粘土石灰質
アルコール度数:14.2%
醸造:グラップ・アンティエールで6日間のマセラシオン。
熟成:2019年のシラー + ソーヴィニョン:ステンレスタンク
2022年のグルナッシュは、オーク製とアカシア製のドミ・ミュイ樽
2019年のグルナッシュ + サンソーはオーク樽
2023年8月に瓶詰。SO2無添加。
若々しくありながらも深みも感じられ、茶色のかかった色合い。
完璧な熟成感と長い熟成が繊細な味わいを生み、ほのかに香る綺麗な酸化のニュアンスとスモーキーなアロマ、またイチゴのヨーグルトの香り、柑橘類、ザボン、ビターオレンジのタッチも感じられ、心地よい後味。
『Phoenix』とは不死鳥のことで彼の親友への思いが込めてある。
彼の友達はパリの有名自然派レストラン・シャトーブリアンで働いていたアド・ヴィヌムのセバスチャン・シャティヨン。都会好きなセバスチャンが突然近所の田舎で自然派ワインを造り始めた。そんな新たなスタートと以前とは全然違う新しい人生を始めた。彼がまるで灰からよみがえる不死鳥のようで、このキュヴェ名を思いついた。
ヴァランタン・ヴァルス について
自然派生産者の間で話題になっていた南仏レストラン「トラクテール」。
2009~2011年までラングロールの基で修業をするが、「最初の1 年間はピヨッシュばっかりだったよ!」というように、畑を耕すことしかやらせてもらえなかった。ラングロールの突き詰めてやっていくスタイルに魅了され、エリックの息子に嫉妬するほど、彼にのめり込んでいった。「ラングロールになる!」ことがヴァランタンの夢となるのに時間はかからなかった。ラングロールのタヴェルの真っ白な土壌は、硬い石灰岩を徹底的に耕したもの。ヴァランタンはラングロールの全てを知ろうと、必死に耕し、学んだ。
2012年初ヴィンテージをリリース。
エリックがラングロールを世に出したのは2002年。10年経っての新しい天才のデヴューは、何か運命を感じさせる。初ヴィンテージからセプティム、ヴェールヴォレ、シャトーブリアンなどパリの自然派シーンで必ずトップランクに位置づけられるレストランでも、オンリストされる。だが、彼は妥協せず、エリックから学んだことを自分のスタイルに変え、進化し続けている。
(インポーター資料より)
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