ヴァンサン・トリコ/レ・プティット・フルール 2020

商品名 レ・プティット・フルール 2020
原語表記 Les Petites Fleurs 2020 
ワイナリー/生産者 ヴァンサン・トリコ
タイプ
生産地域 オーヴェルニュ/フランス
ブドウ品種 ガメイ・ドーヴェルニュ 100%(手摘み/平均50年)
アルコール度数 13%
サイズ 750ml

¥3,960 税込

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説明

やや濃さのあるルビー色の外観、やや還元がありベリー系の香りとグリーンペッパーのニュアンス、冷涼感のある液体は黒果実中心でブルーベリーやカシス、コケモモに青みのアクセント。黒系果実のエキスですが、明るいトーンの酸があるため重くなりすぎず、良いバランスです。

非常に健全なブドウが収穫できた年で18年に並ぶ収量に恵まれました。9月10日と11日に収穫したガメイを、全房で12日間マセラシオンカルボニックし発酵・熟成、SO2無添加で瓶詰めしました。綺麗なルージュの外観、ゴボウや土にフランボワーズ香り、口中に拡がるベリーの旨味とエキス感、ミネラルと少しのタンニンがバランス良く例年よりやや濃い印象を受けます。

9月10・11日収穫/全房で12日間マセラシオンカルボニック。空気圧式圧搾 。60hlのグラスファイバータンクと46hlのセメントタンクで発酵。グラスファイバータンクで熟成。無濾過・無清澄/瓶詰め:2020年11月1日。

 

ヴァンサン・トリコ について

Domaine Peyra、Pierre Beauger氏らの出現によって見直されてきたAuvergne地方。
シラクの生まれ故郷、フランスの丁度真ん中に位置するクレモンフェラーの南に広がり、昔はブドウ畑が沢山広がっておりましたが、ワイン造りをやめ る醸造家が多い地方なのでした。
何故ならフランスではまだまだワインに対する考え方が保守的で、御存知この地のワインはどんなに頑張っても INAOの法規上、VDQS以上にはなれませんでした。けれどもこの地の可能性を求めてやってきた、新しい造り主はそんなの関係ないさ!と言っての け、Table Wineに落としてまで、自分のワイン造りを始め、今密かなブームと注目を浴び始めております。
ヴァンサン・トリコは1972年生まれの若き醸造家。南仏でワインを11年造っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の 実家の近くオーヴェルニュ地方でした。
何とまー奇特な方でしょう。しかしそれは彼にとってChance到来の選択です。この地で長い間(1971年~)無 農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。
彼の子供がワイン造りに興味はなく、 残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。
しかし最後に彼のワイン造りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲り ました。2000 ~ 2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを造り始めました。
畑は全部で4.6ha、内訳は3.3haのGamay、0.7haのChardonnay、そして何と0.6haのPinot Noirなのであります。
昔この地では沢山のPinot Noirが 植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣くブドウの木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られて きたPinot Noir。
私だって喉から手が出るほど欲しい畑です。彼も同じ意見で、これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。
どうして大変なBIOを選んだのですか?との問いに自然が大好きだからと…。皆BIOの実践者は同じような答えが返ってきます。意地悪な私は「女性は都会が好きだけど奥様の反対はなかったですか?」との問いに、彼女の お父様もボージョレでネゴシアンをしていたから、田舎暮しやワインへの理解は大丈夫です。と仲の良い御夫婦です。
ファーストヴィンテージから無添加醸造に挑戦し、15年を経てその完成度を高めるVincent Tricot は、世界中からひっぱりだこになっています。

(インポーター資料より)

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