説明
『Back on the streets』はアイルランド出身のギタリスト、ガリー・ムーア(Gary Moore) の曲。
いちごコンフィチュール、赤系ベリーの酸のある果実味と旨味のバランスがバツグン。ペッパーなどの優しいスパイスのニュアンスもよい心地。カクテル感覚で食後にも楽しめそう。
グルナッシュとユニ・ブランはロマン・ル・バールから購入。このヴィンテージから自分の畑を手に入れたセバスチャンが今後ぶどうを買うとしたら彼からのみ。グラップ・アンティエールのユニ・ブランの上に、ダイレクト・プレスしたシラーとグルナッシュを流し込み、12日間漬け込む。
インポーター資料より
アド・ヴィヌムについて
20代のころ、ロワールのルネ・モスのところで季節労働者のような形で4年間ほど修行を積んだのち、世界トップ50のレストラン『シャトーブリアン』(パリ)でシェフ・ソムリエをやっていた。彼の功績は、シャトーブリアンの見事なワインセレクションを造りあげたことだろう。ソムリエとして、ワインを探しに醸造家を訪問しているうちに、ワイン造りに興味をもつように。ノルマンディー地方の田舎出身のセバスチャンにとって、環境の良いところで生き生きと自然派ワインを仲間たちと造っている醸造家達の生き方に感動してしまった。
もともとフットワークが軽く、なんでも勢いに身を任せて行動する彼が、ワイン造りを決心したのが2015年~2016年にかけて。
ヴァランタンの隣村に引っ越してきて、最初はヴァランタンを手伝いながら、ついに2016年にネゴス(買いブドウでワインを造るスタイル)を設立。醸造家仲間からぶどうを買ってワインを造り始めた。
そして、忘れてはいけないのが彼のその人脈。周りをマキコミ、大騒ぎをしていろいろとかき乱されるのだが、この稀代の人たらしは、あらゆる自然派の生産者から非常に愛されている。買いぶどうも、もちろん信頼できる生産者のものやラングロールのエリックに紹介してもらった畑のものを購入。使用している樽はコサールやガヌヴァのもの。
セバスチャンのワインは南仏のワインでありながら、どことなく涼しさを感じたり、産地不明感があるのはこの為だ。
さらに付け加えると、セバスチャンはルネ・モスで修行する前は、パンク・ミュージシャンとして活動していた時期がある。
音階の代わりに、品種と醸造法の違う液体を組み合わせて一本のワインを造っている。正直、意味不明なアッサンブラージュも多いが、だからこそ魅力が詰まっているのもまた事実。
自然派ワインの地平線をも動かしそうなスタイルのワインを世に出したセバスチャン。これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生した。
インポーター資料より
レビュー
レビューはまだありません。