説明
ダイレクトプレス。ファイバータンクで発酵・熟成。2019年4月24日に澱引きし、5月25日に瓶詰め。やや赤みがさしたサーモンピンク。王冠で留めておりますがガスはありません。さくらんぼのコンフィチュールや苺のコンポート、赤い果実のドライフルーツなどのやや凝縮感のある赤い果実のほの甘い香りに、生花やドライフラワーなどの華やかさが仄かに加わります。口中ではやや円みを帯びた柔らかいタッチと甘い香りの表情に比べ張りのある甘酸っぱい酸が感じられ瑞々しい飲み心地で、中盤は溌剌とした赤い果実の豊かな風味が膨らみます。ロゼとしては、比較
的豊満なフォルムでふんわりとした厚みを持っていますが、クランベリーや赤すぐりのような引き締まった酸があることで瑞々しさや軽やかさを与え、全体にボディの厚みなどは響かずチャーミングな果実味をうまく引き立てており、ほどよい辛口のスタイルになっています。
アンダース・フレデリック・スティーン について
これまで、Foxy Foxy Nature Wild Lifeのドメーヌ名としてご案内しておりましたが、2016年ヴィンテージよりアンダース・フレデリック・スティーン個人の名前でリリースすることになりました。Foxy Foxy Nature Wild Lifeを立ち上げたジャンマルク・ブリニョとアンダース・フレデリック・スティーンは、2015年の醸造を最期にそれぞれが違う道を歩むことになりました。目指すワインのスタイルや価格帯などが微妙に異なり、考えの差を埋めることが難しいとお互いが判断したためです。ジャンマルクは安い価格帯で多くの方々にとって親しみ易いものから、コアなファンが求める個性的なハイエンドモデルまでをいくつか造ることを提案していたのに対して、アンダースの考えは中間の価格帯で多くの人から受け入れられる、使い易いスタイルのワインを主体とすることでした。アンダースは、「ジャンマルクは良い友人であり、ワイン造りについて沢山のことを教えてくれた恩人でもある。彼に対しては感謝の念に堪えない。」と述べています。
インポーター資料より
レビュー
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