イル ファルネート/ガビアン

商品名 ガビアン
原語表記 Gabian
ワイナリー/生産者 イルファルネート
タイプ ピケット
生産地域 エミリアロマーニャ /イタリア
ブドウ品種 スペルゴラ、マルヴァジア ディ カンディア
アルコール度数 5%
サイズ 750ml

¥2,080 税込

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説明

イル ファルネートのポリシーとして、「リーズナブルで毎日飲めるようなワイン」を造り続けていますが、ブドウ畑での仕事はもちろん、ブドウのクオリテ ィについても一切妥協していません。イル ファルネートの美味しさのバックボーンは、間違いなく素材の良さにあります。 昨年末、ワイナリーに訪問した際に飲ませてもらったこの飲み物。イタリアでは正式には「フレーバードフリツァンテ」となるガビアン。スペルグレやジャ ンドン ビアンコを造る際、プレスしたヴィナッチャ(果皮と種子)は、コンポストとして土に還るだけなのですが、彼らのヴィナッチャは、この時点でもまだ 豊富な糖分があり、残った酵母も元気に活動している状態と言うトマーゾ。「これはあまりにももったいない」、という事で、昔農家で親しまれていたヴィナッチャで造る飲み物「Puntalone プンタローネ」、フランスでいう Piquette ピケットと呼ばれるもので、ヴィナッチャと水を加えて再醗酵させた、アル コール度数の低い飲み物を醸造することに、、。しかし、ただそれを造るだけでは終わらないトマーゾ、香りを補うためレモンを加え、ビン内で再醗酵を行い微発泡のプンタローネとして仕上げました! アルコール分も 5%程度と低く、醗酵由来の香りとレモンの爽やかさ、ワインとは全く異なる飲み口と軽やかさ!そしてまた小気味よい 見た目と、ワインではない事も忘れない価格、、、。またしてもこれは「やられた、、、」と脱帽させられてしまいます。加えるのは水とわずかなレモンのみ、糖分も酵母添加も一切行いま せん。 ただ、これだけは忘れないでいただきたいのですが、ヴィナッチャであってもまだ豊富な糖分を持ち、モストが残るほどソフトプレスで造られているスペルグレとジャンドン ビアン コが、どれほど素材に恵まれているか、一つの証明になればと思います。

イル・ファルネートについて

レッジョ エミリアの南にあるカステッララーノの町。当主のマルコ ベルトーニは地元で測量機の会社を営んできた。生まれ育った土地で、幼い頃に見た収穫の情景を忘れることができなかったと話す彼。2001 年、町から離れた丘陵地に念願の土地を手に入れ、ゼロからのブドウ栽培を開始する。畑は標高250m、サッスオーロを含むこの当たりは強い粘土質を持ち、年間の降雨量が少なく非常に乾燥している、古くはブドウ栽培が最も盛んな土地であった。当時から地元で愛されてきたマルツェミーノ、スペルゴラを中心に栽培。2010 年より実験的に醸造を開始。畑では一切の農薬や肥料、堆肥でさえも必要としない不耕起による栽培を行い、剪定においてもすべて自ら手作業で行う。この辺りではほとんど見ら
れなくなった、手作業によるブドウ栽培にこだわるマルコ。湿度の問題が起きない畑では、当然カビの影響がほとんどないため、ボルドー液を必要としない環境が整うことに驚く。樹に全く負荷をかけない、自然環境と樹の自己管理力を尊重する栽培を心がけている。
醸造は、彼の理想ともいえる日常を感じるワイン、幼い頃に見てきたサッスオーロの情景を尊重したワイン造り。白 スペルグレ:梗の部分まで完熟させたスペルゴラは除梗せずにそのまま圧搾。醗酵中の温度管理は行うものの、果汁のみの状態で野生酵母による醗酵を行った白。スペルゴラの持つ骨太な酸とストレートな果実を持ったワイン。微発泡 フリザン ビアンコ:昨年から造り始めた微発泡の白。醗酵が終わったのちにボトル詰め。酵母添加はせずに、スペルゴラの果汁を煮詰めたモストコットを少量加え、瓶内にて再醗酵。スボッカトゥーラ(オリ抜き)せずにリリース。赤 ベルツメイン:マルツェミーノは屋外にある大型のセメントタンクにて約2週間のマセレーション(果皮浸漬)、野生酵母による醗酵を促す。冬場の寒さを利用してオリ引きを行い、木樽にて12か月の熟成。酸が非常にデリケートで、栽培の難しいとされるマルツェミーノでありながら、素晴らしいバランス感と純粋さを感じる味わい。すべてのワインに共通する、骨太な酸と果実的な純粋さの背景には、経験の少なさを補うのに十分な環境と素材の良さ。将来性を感じる造り手です。

 

インポーター資料より

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