説明
石灰岩質土壌。標高270mで1997年に植樹されたぶどう。除梗し、グラス・ファイバータンクでアルコール発酵を含むマセラシオンを3日間。澱とともに7ヶ月間の熟成。
これは本当に掘り出し物。パルティーダのマッシモと同じボナストレ村の若者から買ったチャレロで造った。非常に優しい抽出で、際立つタンニンはほぼないが、それこそがこのワインの魅力。アタックはほど良い酸、口に含むと少し甘酸っぱい、最後はスッと体に溶けるようになくなっていく。優しさが溢れる1本。
抽出ばかりにとらわれたオレンジからの脱却。一切とがりを感じない優しい風味。
オリオル・アルティガス について
ジュール・ショーヴェ(自然栽培・醸造を世に出したマルセル・ラピエール、フィリップ・パカレなど巨人の師匠)のような学者を目指し大学で有機化学を専攻していたオリオルの運命は、ペネデスの畑で収穫を手伝ったことで大きく変わった。研究室にいるより、畑で働きたくなったのだ。
2003年、22歳の時カタルーニャの様々な蔵元で活躍。並行してワイン醸造の教師としてのキャリアを積んで行く。満を持して2011年、地元、アレイヤ地区(バルセロナから北に15km、地中海と山に囲まれた場所で、スペインで一番小さなアペラシオン)周辺に畑を獲得。ファースト・ヴィンテージを手掛ける。
彼のワインは優しいミネラル感、美しい酸、深い旨み、柑橘のフレッシュさ、染み入る塩味があり一度口にすると忘れることのできない非常にオリジナルな存在!さらに、2016年ヴィンテージから全て、サン・スフルで醸造することに成功した!
マス・ペリセールの蔵:マス・ペリセールのセラーは森と山に囲まれた場所にポツンとある。このセラーと畑の多くはオリオルの親友のペップが先祖から代々受け継いだもので、マス・ペリセールという蔵元名もペップの家族の名前。オリオル自身とペップから借りている畑の両方世話しながら土着品種、テロワールに括目したワインを手掛けている。
インポーター資料より
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