説明
シャブレ山塊の石灰が崩壊して堆積した土壌(小石混じり、氷河の堆積物)、粘土質石灰層、標高450m、南向き。手摘み収穫、即プレス、野生酵母発酵、ステンレスタンクで澱と共に熟成、瓶内2次発酵2年以上させた後、デゴルジュマン実施。プレス時0.5g/HL、瓶詰め時0.5g/HL、デゴルジュマン時0.5g/HL添加。コラージュ無、フィルター無、ドザージュ4g/L。
固有品種のグランジェ、若干アルテス。
外観は例年より麦わら色が強いイエロー。泡は優しく気泡はやや大きめ。カリンやハシバミ、白い花や洋梨の香り。心地よい口当たりで、酸と熟した黄色果実感のバランスが取れている。
ドメーヌ・ベリュアール(ドミニク・べリュアール)について
ドメーヌ・ベリュアールは、モンブランの麓、標高450mというアルプスの高地に位置する特異なドメーヌだ。
この地エーズAyseは22あるサヴォアのクリュの1つでサヴォアの僅か2%に過ぎない。 しかしこのクリュの特徴は固有品種グランジェGringetだ!しかもグランジェはローマ人がぶどうを持ち込む前から存在する固有種とみなされており、世界でもサヴォアでしか栽培されていない。栽培面積は僅か22ha。
10haからなるベリュアールは、最も重要な栽培グランジェの栽培家と云えよう。 1947年父が果樹園を切り開きぶどうに植え替えたことにより設立されたこのドメーヌは、現在ドミニクにより取り仕切られている。1988年ドメーヌを受け継いだドニミクは、従来の化学物質を使用した農業ではぶどうの樹の成長がうまくいかないことに気付き、ビオディナミに転換。そして、澄み切ったまさにアルプスそのものの味わいのワインを世に送り出している。
インポーター資料より
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