説明
トレズポットは彼らが住む村のオクシタン語名でもあり、「3つの井戸」=3区画を意味します。赤粘土、粘土石灰、キメリジャン石灰、粘土石灰マルヌの3区画(本ワインは4区画)により、村のワインの特徴を忠実に表現しています。最高標高は340mで昼夜の気温さが激しいのも特徴です。NVですが、大部分は20VT、少量の19VTが混ざっています。アロマは弾けるような赤い果実。とてもフルーティで、より繊細。軽いのですが深みもあり、シルキーな口当たりと長い余韻があります。
ドメーヌ・ラ・カルメット について
「偉大なワインは完璧を期すためにマインドフルネスで実行する細かいディーテイルの積み重ねで造られます。美しいワインを造るため、場所やヴィンテージの味わいに真に忠実であることが重要です。」農学と醸造学を学び、エノローグ(醸造コンサルタント)としてアルザス(ビネールやシュレール)や南仏で活躍して
いたマヤ・サレとニコラ・フェルナンデズのカップルがフランスのカオールのコース(主に石灰岩の標高高い台地)にドメーヌを立ち上げました。
以前マヤが活躍していたアルザスのワインのテロワール表現に近くて選んだという場所・葡萄畑は、標高350m、石灰岩、マルヌブランシュ、赤粘土、キメリジャンなどの土壌で、夜と昼の寒暖差が激しく、葡萄はゆっくりと熟します。
収穫は2017年2018年共に、9月末から10月初旬と、2018年はタルディヴを除きフランスでも最も遅い収穫の場所の一つで、葡萄には完熟感と酸がしっかりありました。そんな葡萄から造られたワインは、これまで私達が抱いてきたカオールのイメージとは全く異なる「マチュリティ」と「フレッシュネス」の共存があり、マルベックの繊細で上品なタンニンと、また石灰由来の土壌の気品ある味わいがかさなり、洗練されたグラン・ヴァン・ナチュレルに仕上がっています。
畑はビオディナミを取り入れつつオーガニックで管理し、銅などの使用量も控えるためにハーブティーなどを補助的に使用しています。害虫をたくさん食べてくれるコウモリ用の家を用意したり、液体のコンポストなども準備しています。またトラクターなど重機を畑に入れないため、ほとんどが人による手作業です。
ビデオ (Youtube フランス語/字幕付き)
https://youtu.be/yUMwWfgBkys
(インポーター資料より)
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