ピエール・ルッス/ピカディーユ NV2015/16

商品名 ピカディーユ NV15/16
原語表記 Peccadille
ワイナリー/生産者 ピエール・ルッス
タイプ
生産地域 ラングドック/フランス
ブドウ品種 ピノ・ノワール
アルコール度数 13%
サイズ 750ml
 

¥5,060 税込

在庫切れ

説明

2016年は非常に収量の少なかったため、同じ区画のピノ・ノワール2015年と16年2つのヴィンテージを2016年の秋にブレンドし、2016年11月4日に瓶詰め。両年ともに同じ醸造を採っており、4日間という短い期間のマセラシオンカルボニックです。薄濁りの淡い煉瓦色。甘酸っぱい小ぶりの苺や野苺、ソフトドライやコンポートの苺などの赤い果実のフレッシュな酸と凝縮した果汁が入り交じるような香り、それに加えドライハーブや僅かながらピンクグレープフルーツのほろ苦いピールの香りが感じられます。すっと馴染むようなスムーズな飲み心地でピノ・ノワールの繊細な印象が見受けられ、未だ初々しい果実味を残しながら2017年の販売時に比べ熟成由来のニュアンスが加わり、柔らかさや奥行き、複雑な印象が深まっていることで旨味ののった大人びた雰囲気が感じられます

ピエール・ルッス について

ピエール ルッスは、ラングドック地方のカルカッソンヌの南に位置する(La Malepere村)で5Haの葡萄畑を所有しています。会って感じた印象は無口で控えめ、見ようによっては少し変わった人とも言えますが、仕事は早くて正確、実直そうな部分も感じました。私たちが知るフランスのヴァン ナチュールの生産者の中でも、ひときわ個性的なワインを造る人物で、それ故に販売でもかなり苦労しているようです。しかし、しっかりと向き合いながら飲み進めると、実に魅力に溢れるものがあることを、きっとお分かりいただけると思います。

ロワール地方の農家に生まれたピエールは幼い頃から農業に関心を抱き、農業だけではなく自然保護と地域伝統遺産について学びました。最初のワインとの出会いは収穫で、それが農家になるためのプロセスとして自分に合った方法だと感じたようです。更にはカーヴでの仕事、葡萄がワインになる不思議な変化に惹かれたのです。他の農産物の仕事にも従事しましたが、人との出会いや経験から、葡萄畑の仕事が自然と増えました。2001年、収穫を手伝っていた友人であるPechigo ペシゴのSylvain Saux シルヴァン ソーから、所有者が収穫しない区画に関する情報を得ました。その区画は農薬すら使用されておらず葡萄の木を抜く予定だったのですが、見学に行き、所有者に葡萄を収穫できるかどうかを尋ねて承諾を得ました。この収穫が初めての醸造に繋がりました。とても無骨で冒険的な試みでしたが、バリック2樽で数百本のワインができましたし、このワインをとても誇りに思いました。2004年に別の区画が見つかり、所有者から賃借して自ら栽培することを勧められました。 それには少し戸惑いを感じたようですが、悩んだ末に借りることにしました。これが最初畑で、1ヘクタールのメルローです。2005年、彼には収穫がありませんでした。無農薬栽培にチャレンジしたのです。結果はベト病による恐ろしい被害に見舞われることになりました。翌年から少量の硫黄とビオディナミの調剤による自然農薬を散布し、ようやく葡萄を収穫することができました。現在はシルヴァン ソーの畑を引継ぎ、主として2つの区画の栽培を行っています。有機栽培、醸造の認証についてはEcocertを取得していますが、エチケットに表記していません。

インポーター資料より

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