フロリバンダ(エッゲルフランツ) / スィドロ アッラ コトーニャ 2019

商品名 スィドロ アッラ コトーニャ 2019
原語表記 Cider alla Cotogna
ワイナリー/生産者 フロリバンダ/エッゲル・フランツ
タイプ シードル
生産地域 アルトアディジェ/イタリア
ブドウ品種 リンゴ(トッパス、ゴルドラッシュ、ピロート)、西洋カリン、樹齢20年
アルコール度数 5.5%
サイズ 750ml
 

¥2,530 税込

在庫切れ

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説明

破砕し圧搾したリンゴのモスト(果汁)に、砕いたマルメロ(西洋カリン)を加え浸漬(マセレーション)しながら醗酵を行ったシードル。「リンゴはブドウのようにタンニンを持っていない=ブドウのような奥行きや熟成による変化が少ない。だとしたらそれを補ってあげることで、奥行きや熟成という可能性を持ったシードルが造れるのでは?」そんな着想から生まれました。カリンの持つ強いタンニン(渋み、苦み)が、熟成によって生まれる奥行きと味わいを持った、唯一無二のシードルです!
フロリバンダ(エッゲルフランツ) ついて

ボルツァーノからアディジェ川沿いに南へ30km、エーニャ(ノイマルクト)の町。若くから植物学者として大学に勤務し、植物を主体に自然環境、菌、酵母などを、専門的に研究してきたという異色の経歴を持つフランツ エッゲル。1994 年に大学を退職後、父が続けてきたリンゴ栽培農家を引き継いだことを契機に、シードルの追及へ没頭していく。父の代までは一般的なリンゴ栽培を行ってきた。フランツは、これまで自身が学んできた知識と経験をもとに、薬品類の代わりに多種の薬草からとった煎じ液を利用することで、果樹では非常に難しいとされる無農薬、無肥料栽培を実践している。元来このあたりではリンゴ栽培は多くあったものの、そのほとんどは生食用、もしくはジュースとしての需要がほとんど。イタリアでのシードル生産の大半は「輸出用」という現実がある。フランスやスペインに比べ、リンゴを醗酵させてシードルを造ること自体が「特殊」であることに間違いはない。それではなぜ、シードルの醸造を始めたのか?「栽培や収穫にのめり込むほど、リンゴを収穫して販売するだけでは物足りないと感じてしまって、、。あくまでも果実、農産物である以上、形に残すことはできないし、自分がいくらこだわったリンゴを栽培したとしても、メルカートでその違いに気づいてくれる人は皆無だった。それに比べて、ブドウを栽培してワインを造るという行為は、果実以上の表現ができると感じたんだ。リンゴを用いて表現できるもの、形の残るものを造りたい、それがシードル造りだったのさ。」そう話すフランツ。自ら収穫したリンゴを用いたシードルの醸造、、、。当初は試行錯誤であったものの、追及心の高い彼。フィルターの使用をやめ、オリ引きの回数を減らし、オリによっ て原酒が守られる状態(シュール・リー)を維持する事で、完全に SO2 の添加を行わない瓶内 二次醗酵のシードルを造りだすまでに至る。

 

(イポーター資料より)