説明

ピノ・ノワールは2018年のとても乾燥した気候下でもストレスを受けずに素晴らしい果実となりました。ダークフルーツの香り。非常にヴィヴィッドで、エネルギーに満ちています。すでに美味しいですが、若いので少し寝かせると更に美しく化けるでしょう。

2018年9月12日に手摘みで収穫開始。全房で7日間コールドマセレーション後、7日間スキンコンタクト。40%のマセラシオンカルボニック。
空気式プレスで搾汁。10か月澱と共に熟成。瓶詰め前に1度ラッキング。2019年5月末に瓶詰め。

ブランド・ブロス について

1891年から続く家族経営ワイナリーの5世代目若き兄弟ダニエルとヨナス・ブラッドは2014年に父からワイナリーを引き継ぐ継ぎ、畑を12haから18haに拡大、完全に有機農法でナチュラルな生産に移行しました。（※兄弟によって2007年から有機農法を開始。）現在、兄弟はすべての畑を有機農法で管理しており、ほとんどのキュヴェは亜硫酸を添加していないナチュラルワインを造り、パリではミラネスタレッツに続き若き天才醸造家としてしワインは大人気。NYCやメルボルンなど世界の重要ワイン都市で若き兄弟が造るワインのクオリティが話題となっています。

ワイナリーとぶどう畑のあるボッハンはファッツ地方のどこよりも涼しい気候で、葡萄はゆっくりと熟します。またドーナーベルク山（650m）が雲をブロックするように雨がとても少なく（年450mm）、谷沿いに常に風が吹き、葡萄は病害にかかりにくく健康に育ちます。畑ではハーブから抽出したエススンや紅茶で自然の力を用い、葡萄の木に強さを与えます。クローバーや野生のハーブは蜂や益虫を呼び寄せ、多様な生物が住む環境ができます、健全で肥沃さを保った土の畑発酵は野生酵母で自然に始まり、瓶詰めは、兄弟のテイスティングによってしか決定できません。ワインは無添加で生まれ生きしたワインになります。

2018年8月、日本初輸入が実現しました。ワインのラベルは彼の祖母によるほぼ手書きです。彼ら曰く「おばあちゃんのデザインはかっこよくてクール」だそう。