ボジェ・クロジュ 2015 / パーネ・ヴィーノ

商品名 ボジェ・クロジュ 2014
原語表記 Box’e Croxu
ワイナリー/生産者 パーネ・ヴィーノ
タイプ
生産地域 サルディーニャ/イタリア
ブドウ品種 カリニャーノ、モニカ
アルコール度数 15.5%
サイズ 750ml

¥6,264 税込

在庫切れ

商品カテゴリー: ,

説明

2014年ヴィンテージは合計6種類の赤ワインを醸造(すでにピカデとスキノセウがリリース済、3種類はラベルの完成待ち、1つはリリースされることはなさそうです…)したのですが、それらのプレスワインをブレンド、熟成させたものが今回入荷のBox’e Croxu (ボジェ クロジュ)です。イタリア語にすると“La voce della buccia(皮の声?)”。名前の由来がまたややこしく…。彼の解説を訳しますと、こんな感じになります。
“皮の声”は、とある架空の記事のタイトルみたいなもの。Pressという言葉は、多くの国でプレス(絞る、絞り機)とプレス(出版関係)と両方の意味で理解されている。ワインに関する事も含め、プレス(ジャーナリズム)が上っ面(本質、真意からはかけ離れた) の、分かり易く、そして荒削りな事ばかりを語ることと、プレス(ワイン)が、皮という表面的な部分(の個性が強く出ている事)、明らかで荒々しい味わいの要素を持ち合わせている事をかけた名前になっているんだ。
そしてワインの場合は、“プレス(ワイン)”が中身(ワイン本体?)を守るのに役立つのに対し、プレス(ジャーナリズム)は…が裏に流れるメッセージなのかと。

ということでなかなかに深いそして思慮深いメッセージが込められていると・・・だからこそなのかパーネヴィーノが農民詩人醸造家哲学者パン屋で天才鬼才と呼ばれる所以は・・・と思いました。全然ワインが想像できませんがパーネヴィーノらしさ爆発なのではと思います。

 

 

パーネ・ヴィーノについて

現当主ジャンフランコ マンカは、代々受け継がれてきた畑でのブドウ栽培を1986年から彼自身で手がけ始め、1994年からは公式にワイナリーとしての活動を始める。標高450mから700mまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性の、5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培する(カンノナウ、ムリステッル、カニュラーリ、カリニャーノ、モニカ、モレットゥ、ジロ、モスカート、マルヴァジーア、ヴェルメンティーノ、セミダーノ、ヌラーグス)。樹齢も品種、区画によっては100年を超えるものも。年生産量7500-9000リットル。大地、人、その他の生命に対して最大限の敬意を払うべく、畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては一度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布しない。ワイナリーでも、醸造からボトリングまでの全ての工程で一切の薬剤を使用しない。

ワイン生産以外に、パン屋も生業としており、地元の無農薬の粉を使い、代々受け継いできた自然発酵種(小麦粉が勝手に醗酵したもの、とでも言えば良いのでしょうか)をもとにを、薪釜でパンを焼いている。ブドウ以外にもオリーヴ、野菜、フルーツ、穀物を栽培し、それらは彼が経営するアグリトゥリズモで供される。

Vini Naturali(ナチュラル ワイン)という言葉に対して、”そもそもワインとはブドウだけで造る、極めてナチュラルなものなわけで、ワインにナチュラルななどという形容詞を付ける事自体が間違っている”と言い放つジャンフランコが考え出した、ナチュラルワインでも、ビオワインでも、自然派ワインでも、有機ワインでもない言葉、それがVini Liberi(自由な、何の束縛もない、ブドウ以外の何物も使用しないワイン)。

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