ラルブル・ブラン / プティット・ゾルグ 2016

商品名 プティット・ゾルグ 2016
原語表記 Petites Orgues
ワイナリー/生産者 ラルブル・ブラン
タイプ
生産地域 オーヴェルニュ/フランス
ブドウ品種 ピノ・ノワール
アルコール度数 12%
サイズ 750ml
 

¥5,346 税込

在庫切れ

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説明

やや濁りのある仄かにオレンジがかったガーネット色。ドライ苺やプラム、梅などのやや凝縮した赤い果実に赤紫蘇やドライフラワーを想わせる香りも感じられ、果実だけではない華やかさが加わります。優しい甘さがゆっくりと広がり、香りに似た深い果実の風味を伸びやかな酸がほどよく包み込み、余韻には梅かつおのような旨味のニュアンスが心地よく残ります。樽で2年間熟成させていることから、果実味にトーンの落ち着いた印象と深みを与えています。華やかで上品な雰囲気もありながら、重心が低く浮ついた様子のない素朴さを兼ね備えた仕上がりのワインです。抜栓当日は引き込まれるような華やかな香りや果実味が多く、2日目以降はやや果実が控えめな印象を受けました。香りの高さや果実味のバランスの良さを堪能して頂くために、その日のうちにお楽しみ頂くことをお勧め致します。また、冷えた温度帯では酸が際立ちやや閉じた印象を受けますが、温度を上げると芳醇さや果実味、旨味を引き出してくれます。

ラルブル・ブラン について

フレデリック・グナンは1960年に生まれ、プラスティック製造の会社や家具職人、そして屋根職人を経て装飾的なオートバイを作る仕事をしてきました。しかし、外観の美しさを優先したものではなく運転性能に優れたオートバイを作りたくて友人と会社を設立、この会社を約7年続けておりましたが、あるバイクメーカーに二人ともヘッドハンティングされてメカニックとして勤務することになり、これが彼の人生を大きく変えるきっかけとなったのです。当時は入社後3年間を様々な企業で研修を受けるカリキュラムがあり、フレデリックは有機栽培を行うワイン生産者へ行くことになりました。ブルゴーニュのエマニュエル・ジブロ、ティエリー・ギュイヨ、ジャン・クロード・ラトー、ドミニク・ドュランで剪定から収穫と醸造まで1年を通じて研修を受け、ブドウを有機栽培して可能な限り人的関与を控えるワインの醸造に極めて強い興味を覚えて、彼が40歳になった2000年にブドウ栽培とワイン醸造の道を歩き始めました。
人物像はまず第一に心の優しい人、そしていつも楽しそうに微笑んでいる、人生を楽しむことに長けた人だなと感じます。オートバイのメカニックとして引き抜かれた直後に、そのメーカーの良くないと感じる部分(モノ造りにおける考え方から仕事の進め方など)を挙げ批判したことで、入社直後から気まずいことになったらしく、彼の経歴なども考えると根っからの職人気質の
持ち主で、理想を追求するため妥協を排するタイプだろうと思います。醸造所の隣には彼の小さな整備工場があり60年代のロータスセブンをフルレストア中で、今年の夏には完成させたいねと楽しそうに語っていました。オーヴェルニュのぶどう畑のそばを、彼の愛車が通り過ぎる日も近いかもしれません。

インポーター資料より

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