説明
「見たことがない。。」
3000年前ヨーロッパで初めて法律が明文化された街、サルデーニャ島のロークリで、マントニコからパッシートが造られていた記録が残っている、カラーブリア州でも伝統的な品種であるマントニコ。預言者が予言前に飲んでいたことから「予言者」という意味がある。そんなマントニコのクローンの一種と考えられるマントニコ ピント。粒が小さく収量が少ないこともあり現在ではほとんど栽培されることがなくなってしまったので、ディーノ自身、他の誰かが植えている姿を一度も見たことがないそう。
ワイン名マントニコスは、マントニコの古い呼び名(ギリシャ語)で、このブドウがギリシャから伝播し古くからこの地方で育てられてきたことを表している。標高600mの畑にディーノが創業時に植えたマントニコ ピントを収穫、8~10日間ステンレスタンクにて皮や種ごと醗酵を行い、一部を木樽、一部をステンレスタンクにて約12か月間、瓶内で24か月間熟成させリリース。
ラーチノについて
ブドウ栽培&ワイン醸造を生業としてこなかった一家の出の、ディーノを始めとする3人の若者が2006年に共同出資して立ち上げたワイナリー。それぞれ農業とは全く関係のない職に就いていたが、大地に向き合う仕事をしたいと常々考えていた3人、ワインを飲むことはもともと好きだったが、カラーブリアのワインを好んで飲んでいたわけではなく、どちらかというと他の土地の大地に敬意を払いながらブドウを育てワインを醸す造り手のワインに魅せられることが多かった。自分たちの土地でもこういった表現力のあるワインを造ることができるのではと考えるようになり、土地を買い、開墾しブドウを植え、古い樹齢のブドウを植わる区画を借りてワイナリーとしての活動をスタートする。どのブドウ畑も、豊かな自然ないし“ドーピング”に頼らない農業を実践する様々な作物の畑に囲まれていて、農薬に頼らない栽培を行う上では理想的な環境。畑ではボルドー液のみを使用し、セラーでも2酸化硫黄以外の添加は一切行わず、2酸化硫黄の使用量も年々減らす努力をしている。
インポーター資料より
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