説明
前ヴィンテージまではForse sono fiori(多分、花なのでしょう)という名でリリースされていましたが、2016年からこの名前でリリースすることに。“花の時代”は、ダリダという60年代のフランスを代表する女性歌手のアルバムとその一曲目のタイトル名になります。このダリダという女性、最終的にはフランスに帰化するのでフランス人という事になるのですが、エジプト生まれのイタリア移民、それもカラーブリア出身の家系という出自。ミス エジプトにも選ばれた美貌に加え、歌手としても大きな成功を収めた彼女は、カラーブリア人にしてみると、“地元の誉れ”的存在のようです。数日間のマセレーション、樽での醗酵&熟成。
ラーチノについて
ブドウ栽培&ワイン醸造を生業としてこなかった一家の出の、ディーノを始めとする3人の若者が2006年に共同出資して立ち上げたワイナリー。それぞれ農業とは全く関係のない職に就いていたが、大地に向き合う仕事をしたいと常々考えていた3人、ワインを飲むことはもともと好きだったが、カラーブリアのワインを好んで飲んでいたわけではなく、どちらかというと他の土地の大地に敬意を払いながらブドウを育てワインを醸す造り手のワインに魅せられることが多かった。自分たちの土地でもこういった表現力のあるワインを造ることができるのではと考えるようになり、土地を買い、開墾しブドウを植え、古い樹齢のブドウを植わる区画を借りてワイナリーとしての活動をスタートする。どのブドウ畑も、豊かな自然ないし“ドーピング”に頼らない農業を実践する様々な作物の畑に囲まれていて、農薬に頼らない栽培を行う上では理想的な環境。畑ではボルドー液のみを使用し、セラーでも2酸化硫黄以外の添加は一切行わず、2酸化硫黄の使用量も年々減らす努力をしている。
インポーター資料より
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