説明
La Vinoterie ラ ヴィノテリエ
アンジュから車1時間弱南下するとファヴレイ=マシェルという町があります。この町にLA VINOTERIEはあります。2017年まで10年間Les Roches Sechesというドメーヌにて3人でワイン造りをしていました。2018年にジャン・マリーは独立しこのLA VINOTERIEを造りました。
畑は以前のドメーヌの畑の一部を買い取り約4ヘクタール所有しています。1.4haがシュナンブラン、1haにシャルドネ、もう1haにはグロロ、そして0.6haにカベルネフランが植わっています。近くにはレイヨン川が流れていてシスト土壌で水分が溜まりやすいですが、土壌が砕けやすいために水分は根の奥へと浸透していくそうです。醸造に関しては、シャルドネを早摘みして発酵を促すためにスターターを造ります。スターターには、微量の亜硫酸を入れて悪い酵母が出ないように落ち着かせます。2017年は瓶詰め時に少量のSO2を添加しています。2018年からは、スターター以外に亜硫酸を添加しないようにと考えているようです。
どうしてもねずみ(豆臭)が出ないように作りたい、そのためにはどうするべきかをとても真剣に考えてワイン造りをしています。そんなジャン・マリーが以前のドメーヌのロッシュ・セッシュのワインも保持していたので、試飲をしてこちらのドメーヌのワインも販売することになりました。LA VINOTERIEとは全く違うタイプのワインです。まだまだ新しい環境で新しい醸造方法で始めたばかりのジャンマリー。今後期待の若手生産者です。
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