説明
「喉が渇いていなくても飲める」という名前のキュヴェです。シレックスの混じった粘土質土壌で育った高樹齢のムニュピノーとシュナンブランを6 ヶ月間木樽で熟成し、SO2無添加で瓶詰めしました。クリアなホワイトイエローの外観からハーブ香の奥にレモンピールの香り、たっぷりのエキスにふっくらとした果実の甘さと絶妙な塩気、程良い酸味がアフターのアクセントとなっています。
レ・ヴァン・コンテについて
我々の認識するネゴシアンのイメージを変えたレ・ヴァン・コンテ。ちょっとのんびりした感じもありますが、その性格がワインにも出ているのが面白いです。彼は2002年からワイン作りを始め、少しずつ少しずつ味が向上してきました。そのスピードはちょっとのんびりだったかもしれません。しかしどのヴィンテージもコストパフォーマンスの良さはピカ一です。
彼は1995 ~ 1998年までParisのギイ・サボワという一世を風靡したレストランでソムリエをしておりました。ちなみにこのレストランは今では1ッ星から2ッ星に昇格し、他にもビストロで手軽なお店の展開も始め、とても人気のあるシェフです。ソムリエ時代多くの素晴らしいワインと出会い、自然派ワインにショックを受け、1998 ~ 2001年までBeaujolaisの大御所マルセル・ラピエールの所でワイン造りを学びます。そして2001 ~ 2002年、最後の1年
間だけParisに戻りCave a Parisという酒屋さんで自然派ワインばかりのセレクションのお店をたった1人で任せられ、そして遂に2002年より独立しまし
た。物腰柔らかい、とても紳士的なハンサムボーイ、ワイン醸造家というよりソムリエのイメージでしたが、今ではその面影は過去のもの。オリヴィエ
はすっかり醸造家として二回りも三回りもたくましくなりました。葡萄は彼等の知人のBIOかビオディナミ実践者のブドウのみ購入し醸造。
(イポーター資料より)