説明
マロラクティック発酵あり。天然酵母を使用し木樽で24ヶ月の熟成。スティラージュ無し。ノンコラージュ、ノンフィルター。SO2無添加。 季節の最後が素晴らしかったため、とても良いヴィンテージとなった大変リッチで複雑さのあるワイン。
寝かせることのできるワインであり、料理と一緒に合わせて飲むワイン。 キュヴェの名前の由来はこのワイン畑に沢山のシレックスが存在するため。樹齢が長いブドウの樹から造られている。
ランジュ・ヴァン / ジャン-ピエール・ロビノについて
自然派ワイン界の第一人者 パリのワインファンに人気を博したワインバー「ランジュ・ヴァン」。特筆すべきは、オーナーのジャン-ピエール・ロビノ氏こそ、20年以上も前からパリのワインショップやワインマニアに、マルセル・ラピエールやティエリー・アルマンといった「自然派」ワインを初めて紹介した人物だということ。
パリで自然派ワインを知っている人は全くといっていいほどいなかった時代に、自然派ワインを広めた本人なのだ。フランス広しといえども、彼以外に自然派ワインの良さを当時注目した人はいなかった。忙しいレストランを切り盛りしながら、週末には彼が扱う生産者を訪ね、畑や蔵の仕事を手伝い造り手と交流を深めるうちに、ごく自然にワイン造りを覚えていった。その彼が、10年ほどしてふと「自分の育った田舎で自分のワインを造りたい!」行動するなら今だと、ナチュラルワインで流行る店を売却!出身地に戻った大きな理由の1つが、 シュナンである。ロビノにとって最高のワインは、シャルドネではなく、シュナンで造る白ワイン。シュナンへの情熱は並々ならぬものがあった。ロビノ氏の出身地、Jasnieres=ジャニエールは偉大なシュナンを生み出す最高のテロワールであったことも大きな理由の一つ。彼が最初に造ったのは1999年。ただ2001年までは生産量が少なく、一般には殆ど出回っていない。そういう意味では2002年が公に出る最初のヴィンテージといえる。彼の熱意と丁寧な仕事ぶりから生み出されるワインは大変素晴らしく、最高のシュナンを造り続けるのはもちろん、赤のピノドニスについても、今までには飲んだことのないほど豊かでスパイシーな香りの味ののった赤ワインを生み出し続けている。
※ロペラ・デ・ヴァンは、ランジュヴァンのジャン-ピエール・ロビノ氏が、借りているビオロジックの畑で造った葡萄を醸造したワイン。
ジャン-ピエールにとって最高のワインは、シャルドネではなく、シュナンで造る白ワインだと力説するほど、シュナンへの情熱は並々ならぬものがあった。出身地である田舎で栽培されるシュナンが好きなのは、たまたまの偶然だったのだろうか。
蔵のポイント: *優れた気候風土は“ 隠れた” シュナンの名産地
*シュナンの収穫量は、平均25~30hl/ha
*しっかり熟度を待って完全な状態で手摘み
*垂直式の圧搾機を使い、慎重かつ丁寧な圧搾
*果汁と“ 上質な澱” を一緒にした長期発酵・熟成
*SO2を控えた発酵・熟成
* 2~6年樽を使った古樽熟成
陽気な人柄と大きな声で答えるエネルギッシュな彼に歳を聞くと、「真夜中になると20 歳に生まれ変わる」との返事にはびっくりしたが、決しておかしくない気がする。話を聞くこちらまで力が湧いてくるほど情熱的な人だ。
インポーター資料より
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