ヴァンサン・トリコ / エスカルゴ2016

商品名 エスカルゴ 2016
原語表記 Escargot
ワイナリー/生産者 ヴァンサン・トリコ
タイプ
生産地域 オーヴェルニュ/フランス
ブドウ品種 シャルドネ
アルコール度数 12%
サイズ 750ml
 

¥4,104 税込

在庫切れ

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説明

標高 450m の粘土石灰土壌に植わるシャルドネを前年より 15 日早 めに収穫を行い、ゆっくりプレスしステンレスタンクで低温発酵した 後、古樽で8ヶ月熟成、SO2 無添加で瓶詰めしました。淡いホワイト イエローの外観からグレープフルーツやハーブ、バターの香りが拡 がります。果実味詰まったエキスにミネラルが溶け込んだ軽やかな 液体が流れ、散りばめられたミネラルが余韻を彩ります。

ヴァンサン・トリコ について

Domaine Peyra、Pierre Beauger氏らの出現によって見直されてきたAuvergne地方。  シラクの生まれ故郷、フランスの丁度真ん中に位置するクレモンフェラーの南に広がり、昔はブドウ畑が沢山広がっておりましたが、ワイン造りをやめ る醸造家が多い地方なのでした。何故ならフランスではまだまだワインに対する考え方が保守的で、御存知この地のワインはどんなに頑張っても INAOの法規上、VDQS以上にはなれませんでした。けれどもこの地の可能性を求めてやってきた、新しい造り主はそんなの関係ないさ!と言っての け、Table Wineに落としてまで、自分のワイン造りを始め、今密かなブームと注目を浴び始めております。  ヴァンサン・トリコは1972年生まれの若き醸造家。南仏でワインを11年造っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の 実家の近くオーヴェルニュ地方でした。何とまー奇特な方でしょう。しかしそれは彼にとってChance到来の選択です。この地で長い間(1971年~)無 農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。彼の子供がワイン造りに興味はなく、 残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。しかし最後に彼のワイン造りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲り ました。2000 ~ 2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを造り始めました。  畑は全部で4.6ha、内訳は3.3haのGamay、0.7haのChardonnay、そして何と0.6haのPinot Noirなのであります。昔この地では沢山のPinot Noirが 植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣くブドウの木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られて きたPinot Noir。私だって喉から手が出るほど欲しい畑です。彼も同じ意見で、これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。  どうして大変なBIOを選んだのですか?との問いに自然が大好きだからと…。  皆BIOの実践者は同じような答えが返ってきます。意地悪な私は「女性は都会が好きだけど奥様の反対はなかったですか?」との問いに、彼女の お父様もボージョレでネゴシアンをしていたから、田舎暮しやワインへの理解は大丈夫です。と仲の良い御夫婦です。  醸造的には実は辛口の私はまだまだ納得してませんが、将来性あふれる醸造家、彼の今後の活躍に期待したいと思います。

 

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