説明
I hope everyday 2021、RdT 2019、I prefer to be where I am 2018の3本セット
I hope everyday 2021 (シラー45%、メルロー30%、カベルネ・ソーヴィニョン20%、グルナッシュ5%)6,160円
ル・マゼルの葡萄。ダイレクトプレスした後、ファイバータンクで発酵。澱引きせずに残糖のある状態で瓶詰め。2021年12月デゴルジュマン。仄かにオレンジがかった淡い赤色。苺やりんご飴、さくらんぼのコンポートやグレナデン、熟した赤いプラムなど赤い果皮を持つ果実香が感じられ、香りからも若々しく愛らしい果実のイメージが湧き上がります。微細なガスが軽快感や溌剌とした明るい印象を掻き立てながら、フルーティーな赤い果実の風味をふっくらと口中に膨らませます。可憐で豊かな果実味を調和良く酸が支え飲み心地が良く、これからの時期に屋外で日中から楽しみたくなるような晴れやかでフルーツ感に溢れたやや辛口の微発泡です。
RdT 2019(グルナッシュ・ブラン、シラー、ミュスカブラン、ミュスカノワール、シャスラなど)6,820円
ダイレクトプレスしたシラーのジュースに除梗したグルナッシュ・ブランとミュスカ・ブラン、ミュスカ・ノワール、シャスラなどのRaisins de Table(食用葡萄)を加えて6週間マセラシオン。その後、垂直プレス機で3日かけてゆっくりとプレス。澱引きせずに225Lの樽で発酵・熟成。2020年8月瓶詰め。淡いガーネットの色合い。ドライ苺やレーズンなど小さな赤や黒系果実のドライフルーツを想わせるやや凝縮感のある果実香に、ドライフラワーや黒糖などの香りが加わり深みと複雑性が伺えます。口に含むと充実感のある香りからのイメージに比べ、ミュスカやグルナッシュ・ブランのアロマティックな芳香やフルーティーな様子を感じさせ、瑞々しく清らかな飲み心地で熟成したグルナッシュのような繊細な印象で伸びやかに広がります。ドライフルーツのようなほんのりと甘やかな風味に様々な要素が絡み合い複雑さと奥行きが感じられます。タッチの軽やかな様子や果汁感を想わせるフレッシュ感、アフターにかけて奥深い風味へと変化し、1つのワインで様々な印象を楽しめるミディアムスタイルです。
I prefer to be where I am 2018(カベルネ・ソーヴィニョン)6,820円
垂直プレス機で3日かけてゆっくりとダイレクトプレスした後、古い225Lの樽で2年近く発酵・熟成。澱引きせずに2020年7月瓶詰め。淡いレンガ色。ドライいちじくや焼きりんご、レーズンなどやや充実感のある果実の香り、加えてシナモンやナツメグなどのスパイス、メープルシロップやビターカラメル、バラのようなドライフラワーなどの華やかな香りが溶け込み複雑な印象を受けます。深みのある香りからのイメージに比べ、タッチはとても軽やかで瑞々しささえ感じさせ、ドライフルーツを想わせる仄かな甘みや風味が優しく舌先を包み込みながら広がります。やや喉に揮発酸があたりますが、ドライルーツの甘やかな風味やオードヴィーのような深みを感じさせる風味と解け合い突出した印象を受けず、バラのような華やかな香りが鼻腔に抜けアフターに上品な雰囲気を残します。ロゼのような軽やかな飲み心地でありながら、様々な要素が重なり複雑性を帯びた奥行きのある風味が感じられるミディアムな仕上がりです。
アンダース・フレデリック・スティーンについて
インポーター資料より
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