Les Jardins de Theseiis/Pineau d’Aunis Jardin du Poira 2021 レ・ジャルダン・ド・テゼィ/ ピノドニス ジャルダン デュ ポワラ 2021

商品名 ピノドニス ジャルダン デュ ポワラ 2021
原語表記 Pineau d’Aunis Jardin du Poira 2021
ワイナリー/生産者 レ・ジャルダン・ド・テゼィ
タイプ
生産地域 ロワール/フランス
ブドウ品種 ピノドニス100%(手摘み/平均14年)
アルコール度数 12.7%
サイズ 750ml

¥5,500 税込

在庫3個

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説明

シェール河流域のテゼ村、粘土石灰・シレックスの区画ポワラで育 つピノドニスを80%除梗・20%全房で醸しプレス、ピジャージュ・ル モンタージュを施しながら発酵、古樽で熟成しました。淡いルビー 色、クランベリーやレッドプラム、白胡椒、バラやスミレのアロマを 感じます。赤果実の柔らかなアタックにほんのりタンニンと酸が綺 麗に溶け込み、バランスよく旨みたっぷりな仕上がりです。

9月30日収穫 80%除梗・20%全房でグラスファイバータンクで19日間醸し/水平式圧搾 グラスファイバータンクで発酵(ピジャージュ2回・ルモンタージュ2回)
225Lと350Lの古樽で熟成 無濾過・無清澄/瓶詰め:2022年10月11日
無添加 トータル:10mg/L未満

 

レ・ジャルダン・ド・テゼィについて

私がワインを造っているPouiile(プイエ)という村の対岸にThesse(テゼ)という村があります。 同じAOC Touraineですが、Cher河を挟んで北がテゼ村・南が私のプイエ村、近いのにやっ ぱり気候・土壌が違います。そこにビオディナミ実践者としてMichel Augeと同じくパイオニア だったBruno Allion氏という生産者がおります。ブドウ畑は勿論、その他の野菜や果物も無 農薬に拘り続け、この辺では知らない人はいない程の有名人です。Domaine des Bois Lucasは2002年と2003年、このブルノの醸造所を借りてワイン造りをしました。お陰様で 2004年からはChene Gauthierという場所に醸造所を見つける事が出来たので、ずっとそこ で造っていましたが、ブルノの醸造所は私には忘れられない思い出が沢山詰まった所なので す。

そのビオディナミの大先輩のブルノがリタイヤに伴いワイン造りを辞める事を決めました。地 元では、あの素晴らしい畑を誰が買うのだろうか?という話題で持ちきり。とっても良い状態 ですから誰でも欲しがります。でもブルノが納得した人だけが引き継ぐ事が出来るのです。そ の矢が当たったのは何とフランス人ではありません。カナダ人とフランス人のカップルです。ご主人のPaul Andre Risseポール・アンドレ・リス氏は1976 年、ストラスブールに生まれたフランス人。パリの大学院を卒業した後、カナダの大学院に留学します。5年半カナダに住みましたが、そこで奥様と出 会います。彼女はカナダのケベック生まれ、大都会に生まれましたがワイン造りをしたくて、2012年フランス・モンペリエ大学で醸造学を学びます。2014 年イタリアのピエモンテでワインの勉強をしてマスターを取得。2015年カナダに戻りワイナリーに勤めました。その時に2人は出会います。2人は一緒にワ インを造る事を決意、フランスに出発、2016年ボルドーのシャトーパルメで4月から9月まで働きました。しかしフランスでナチュラルワインに出会い、や はりナチュラルワインを造りたい!と2016年の秋に2人はANJOUのMarc Angeliの所で収穫を手伝いました。Marc にロワールでワインを造りたいと相 談したところ、ブルノを紹介され、2017年2人はブルノの所を手伝います。ブルノも彼らを認め、彼らに20年以上ビオディナミで大切に守ってきた畑を委 ねる事を決意。こうやって同じ魂を持った人にバトンタッチをしたのです。 2017年はブルノも一緒に手伝いましたが、2018年からは勿論ブルノは手伝いません。今回、初お披露目するブルノと一緒に造った2017年も素晴ら しいのですが、私は個人的に彼らが自分たちだけで造った2018年の方が好きです。

(2019.1.29 第2回目訪問 新井順子)

インポーター資料より

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