ローターファーデン/ ピノ・ノワール 2022

商品名 ピノ・ノワール 2022
原語表記 Pino Noir
ワイナリー/生産者 ローターファーデン
タイプ
生産地域 ヴュルテンベルク/ドイツ
ブドウ品種 ピノ・ノワール100%
アルコール度数 10%
サイズ 750ml

¥5,390 税込

在庫3個

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説明

手摘みで収穫後、ブドウの50%は除伷、残りは全房のまま足で軽く破砕し、3~4週間の醸し発酵。 SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵及び熟成中はワインに一切触れず、人工的な抽出は行わない。 11ヶ月の熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。

 

ローターファーデンについて

ローターファーデンが拠点を置く小さな町ロスヴァークはヴュルテンベルグの都市シュトゥットガルトの北西30キロに位置しています。ギリシャ生まれのオリンピア・サマラと、 ドイツ生まれのハネス・ホフマンは、2014年に0.5haの畑でブドウの栽培を始めました。それ以前に醸造大学を出て、世界中のワイナリーで研修を積んできた二人ですが、オーストリアのクラウス・プライジンガーから最も大きな影響を受けます。なるべくブドウやワインに人工的な介入をしないという考え方に強く共感し、ドイツでは軽視されてきたブラウフレンキッシュが持つ魅力と将来的な可能性に気付かされたことが主な理由です。彼らが拠点を構えるヴュルテンベルクでは、特に若い世代においてブラウフレンキッシュ(ヴュルテンベルグではレンベルガーと呼ばれる)を再興させようという動きが活発で、これまでに見られなかったようなレンベルガーが生まれています。従って、彼らのフラグシップとなるワインはレンベルガーで、古木のピノ・ノワールとリースリングを少しだけ栽培しています。

ローターファーデンの畑はエンツ川に面した南向きの急な斜面に点在しており、とても温暖なミクロクリマです。畑の土壌は貝殻石灰岩(ムシェルカルク)ですが、特筆すべきはドイツ国内では非常に珍しい青い貝殻石灰岩だということです。これはとても薄い地層でフランスのジュラ北部に多く見られ、ドイツではヴュルテンベルクとフランケンで散見されます。青っぽいのは多くのマグネシウムや硫黄などのミネラルを多く含んでいるからであり、一般的に見られる黄色石灰岩よりも硬い土壌です。土壌は黒っぽい色なので熱を吸収しやすく、ブドウの熟度が上がりやすいため、ブドウの過熟を避けるのも課題となります。
二人が頻繁に口にするのは、「全ては一つの循環であり、いいワインを造るために一部だけ切り取って試行錯誤することに大きな意味があると思わない。まだまだ暗中模索の状態だけど、より大きな視点に立ってワインを造っていきたい。」ということです。なるべく自分本位の考えから離れ、毎年異なる天候がもたらす流れや直感に身を委ねようとする二人がどのような道を歩んでいく

インポーター資料より