説明
仄かに緑がかった中程度の黄色。熟した白葡萄や八朔などの柑橘、パイナップル、マンゴーなどを想わせる果実香、加えて白い花やフレッシュハーブ、仄かな蜂蜜香、テロワール由来なのか僅かに鉱物的な香りも感じられます。口に含むと熟した果実の甘い風味と果実味が、キリッとしながらも角の円い酸と共にバランス良く広がります。果実味を包み込み輪郭を与えるパッションフルーツのような張りのある酸が徐々に旨味を引き出しながら、飲み心地や味わいに軽快さや溌剌とした印象を感じさせ、瑞々しいタッチで流れていきます。仄かな塩味と酸が締りを感じさせながら、余韻には僅かな芳ばしさや乳酸的な風味が感じられ円く穏やかな辛口の仕上がりです。
ジェローム・ランベール について
アンジェから南に約20kmのシャン・シュール・レイヨン村に暮らすジェロームは、あるワイナリーで日常働きながら、週末などの時間を上手く活用して、0.8Haの小さなブドウ畑をビオロジック農業で栽培しており、2002年から個人のワイン作りをしています。ブドウ畑は二畝ごとに雑草を残して、雑草を残さない畝は土を耕して草を鋤きこみ化学肥料や防虫剤を使わないようにして、地中に微生物や昆虫がいる生きた土作りを行っています。彼のワイン造りの哲学は「ワインとはぶどうジュースがアルコールになったもの」従って原料となるブドウ以外の物質を全く加えず、昔ながらの製法(補糖をせず、培養酵母やSO2も一切使わない)で丹念にワインを作る事と考えています。
インポーター資料より
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