説明
自家製シードルを2014年に蒸留、古樽にて7年熟成。
フェルム・デュ・ヴァステルについて
2019 年 2 月、ロワールにてシードルのサロンが開かれていました。そこで出会ったのがロワールからはるか遠くにある(片道5時間)ノルマンディ、と言ってもトゥールテヴィル=ボカージュというイギリス海峡が目の前という端の端に位置します。
2007年からとても穏やかで柔らかい笑顔のクリストフ。1人で5haの自分のりんご畑と20haの借りている畑を 管理しています。『管理するといっても…』とクリストフ。『本当に何にもしなくていいんだよ、銅も硫黄も蒔かない、トリートメントは何もしないし、飼っている蜜蜂たちが自然に受粉の手伝いをしてくれる、何もしなくても、リンゴが健康に育つんだよ。』とのこと…。 30~40種類のリンゴを育てているようですが、この木は何か、この木は何なのか、自身でも把握していません。 10月~1月の間に、熟して落ちたリンゴを何回にも分けて収穫します。全て熟した順なのでリンゴのセパージュは、 毎年異なります。
10月、11月のリンゴは発酵が完全に終わってしまい、糖が残らないのでカルヴァドスに使います。シードルに使うリンゴは 1 月以降のもの。洗浄し粉砕後プレスして3トンのリンゴから2000lの果汁をタンクに入れて発酵させます。1 月収穫のブドウは寒さでゆっくり発酵して、寒さで糖が残ったままタンクの中で春を迎えます。春に瓶詰めをして暖かくなり、瓶の中で再度発酵が起こったらシードルの完成です。全ての段階で亜硫酸や培養酵母も添加なし。身体に染み渡る優しく柔らかいストレスのない、まるで彼自身を見ているようなシードルです。
シードル、カルヴァドス共に1年に1キュヴェのみのリリースです。 30~40種のリンゴを搾汁、天然酵母にてファイバータンク発酵、ノンフィルター、SO2無添加。
(インポーター資料より)
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