説明
マルセイヤンの粘土石灰質土壌とカルカッソンヌの石灰砂土壌。ソーヴィニヨン・ブラン50%(樹齢22年)、メルロ50% (樹齢45年)。葡萄の成熟度や状態に応じて全房、手除梗、ダイレクトプレス。キューヴで42日間マセラシオン、ジャーで9ヶ月の熟成。
ニワトコの実、ブラックカラントのつぼみ、ビュルラ(フランスで一般的なさくらんぼの品種)、グルナデンシロップの香り。口当たりはスモーキーでミネラル感があり、風味際立つサクランボとザクロの余韻。
ラ・ソルガ について
La Sorga 醸造家のアントニー・トルテュルは元々化学を専攻し化学者を目指していました が、2001年にトゥールーズで起きた化学工場の爆破事故を機に近代化学に疑 問を持ち、自然を尊重する農業の道に進むことを決意します。 その後南仏のベルジュラック、コルビエール、フィトー、シャトーヌフ・デュ・パプ 等で6年間栽培や醸造を経験し2008年、若干25歳でネゴシアンとして独立しま した。 「La Sorga」の名はオクシタン語の「La Source(泉)」に由来します。アントニーが ワイナリーを所有する地域の名でもあることから名付けられました。 彼はネゴシアンながら買い付ける葡萄に対する拘りが非常に強く、樹齢は40~ 110年の非常に古い葡萄であること、収穫に立ち会わせてくれる畑、収量の低 い畑、その土地の土着品種であること、日当たりが良く斜面の急な水はけの良 い畑など、南仏、ローヌの各地へ自ら足を運び、厳選した約40軒の有機栽培農 家から葡萄を(シャトーヌフ・デュ・パプやサンシニアン、ピック・サン・ルー、フォ ジェール、アルディッシュなどから)買い付けています。また最近は、自社畑も購 入しドメーヌとしてもワインを造り始めています。 醸造においては非常にシンプルで、赤ワインはマセラシオン・カルボニックで全 房発酵(一部除く)、亜硫酸不添加、無清澄・無濾過。白ワインはキュヴェにより 低温発酵、常温発酵を使い分け亜硫酸不添加、無清澄・無濾過で瓶詰めをし ます。 毎年約30キュヴェを作るアントニー!定番ワインから1度しかリリースされない キュヴェまで、個性が光る粒揃いのワインを造っています。
現在アントニーは右腕であるダヴィッドと共にワイン造りをしています。 2017年にカーヴを引っ越したアントニー。1年かけてダヴィッドがカーヴの裏庭 を改築し、現在はなんとキッチンやダイニングテーブル、ソファなど超立派な居 住空間があり友人の憩いの場となっています。裏庭にはキャンピングカーやテ ントがあり、友人が寝泊まりすることがしばしばあるそう。
また2017年より、プレス機を新調。この機械によって、かなり豆のリスクが減りまし た。以前のプレス機ではプレス後、発酵の段階で既に豆が発生していましたが 新しい機械を導入してからは発酵時の豆は感じなくなったと本人も大変満足の 様子。
今後はソルガの良さはそのままに、さらに質の良い安定したワインが生産 されるでしょう!今後のソルガに期待大です。
インポーター資料より
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