クアントゥム/シュレーディンガー・カッツェ vol.6 2022

商品名 シュレーディンガー・カッツェ vol.6 2022
原語表記 Schrödingers Katze vol.6 2022
ワイナリー/生産者 フロリアン・シューマン/クアントゥム・ワイナリー
タイプ ロゼ・赤
生産地域 ヴァインフィアテル/オーストリア
ブドウ品種 ブラウフレンキッシュ、ゲミシュター・サッツ・ホワイト(ローター・ヴェルトリーナー、リースリング、フリュアー・ローター・ヴェ
ルトリーナー、グリューナー・ヴェルトリーナー、ヴェルシュ・リースリング、ヴァイス・ブルグンダー)、ゲミシュター・サッツ・レッド
アルコール度数 10%
サイズ 750ml

¥4,290 税込

在庫2個

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説明

 品種:ブラウフレンキッシュ、ゲミシュター・サッツ・ホワイト(ローター・ヴェルトリーナー、リースリング、フリュアー・ローター・ヴェルトリーナー、グリューナー・ヴェルトリーナー、ヴェルシュ・リースリング、ヴァイス・ブルグンダー)、ゲミシュター・サッツ・レッド
alc:11% 酸:6.7g/l 残糖:1.2g/ l 土壌:花崗岩、珪藻土(けいそうど)、石灰岩 樹齢:40-60 年 総生産本数:700 本

2022 年 9 月上旬から 10 月中旬までに収穫。チョップ・スイ、カオス・ ローザ、カオス・ホワイト、デコンストラクション・レッドの、酵母を多く含む瓶詰めしなかった約 150lの 4 つのワインを全てブレンドし、発酵を終了。無清澄、無濾過、全ての工程において SO2 無添加。そのあとステンレスタンクで寝かせ、瓶詰め。シュレーディンガーの猫 (射影公準における収縮がどの
段階で起きるのかが明確でないことによって引き起こされる矛盾を示すことを狙いとした思考実験)にインスパイアされた実験的シリーズ。普段ブレンドされないワインを 1 つの瓶に詰めた、ワインを開けるまで結果が分からないという挑戦的なワイン。

濁りのある明るめの赤。チェリー、ラズベリー、シトラス、プラム、少しのスパイス、イーストの香り。桃のネクター、シトラスとアセロラやチェリーなど様々なベリーの味わい。果実味の複雑さもありますが、程よい酸と柔らかな果実味とジューシーさ。良い意味で緩さも感じられ、余韻に少しのハーブ。複雑さもありますが、見事にまとまっています。じんわりロゼ、もしくは薄赤として活躍できます。

クアントゥム・ワイナリーについて

オーストリアのワイン生産地で最大面積を誇るヴァインフィアテルの西部マイッサウにて 2010 年に1ヘクタールの畑と小さなセラーよりワイン作りをスタート。ワイン生産者兼オーナーFlorian Schuhmann(フロリアン・シューマン)氏は、あくまで時と共に成長していく自然の流れを貴重とし、余分な事は一切せず、自然に対する敬意をこめて、素朴なのに刺激的なワインを生産しています。彼のワイン作りは挑戦でもあり、彼はこう表現しています。“マスクやコルセットは勿論なく、様々なフルーツや花のような味がしない。我々のワインは、長く忘れられた果物のような味わいを感じられるワインを目標とし、素朴かつ自然本来の葡萄、ワインの味わいを表現したい。”以前親戚がワイン造りをしていましたが廃業し、その後、セラーは車の修理工場として利用されていましたが、それも廃業。その跡地を現在のセラーとして利用しており、まだ車のタイヤ、部品などが転がっている状況ですが、“今のところ、綺麗なセラーやテイスティングルームを作ることは考えておらず、その土地、環境の中でできたワインを飲んでほしい”との事。正にガレージ・ワイナリー。現在畑は 2.5 ヘクタール。彼は、ワークショップワイナリーとして少し大きくなったけれど、名前の由来の一つにもなっている QUANTUM = ごく少量という意味も込めて、小規模だからできる自然と向き合ったワイン作りを続けていくと話しています。畑ではトラクターを使用せず、作業は全て手作業で行われ、ビオディナミ農法にて、灌漑、剪定などを行わず、殆ど手をかけずに葡萄を育てています。畑の状況を確認する時は、畑にいる虫の種類や量を確認するとのこと。様々な生態系が上手く回っていれば、葡萄も健康に育っていると考えているからです。ワインは年によって味わいが変わる為、個性的なラべルも毎年変更。時折、ワインとの関連性を持ったラベルもありますが、絵や音楽が好きな為、基本的にはフィーリングで決められています。全てのワインは、野生酵母による自発的発酵、無清澄、無濾過、無添加もしくは ボトリング時のみ極少量の SO2 添加にて生産されています。また、マイッサウの降水量は年間を通して、非常に少なく、ドライ・ファーミングを実地しており、福岡正信さん(日本の自然農法の大家といわれる人物)を参考に畑と向き合っているとの事です。
彼のワインは、自由で型にはまらず、一言で言うならオルタナティブ・ワイン。でも、旨味と柔らかさ、素朴さが全面にあります。ラベル、味わい、フィロ
ソフィーにギャップがあるところが、彼の最大の特徴で、私達を毎年楽しくさせてくれる理由がそれらにあると思います。
2020 年、COVID-19 コロナの影響により、ワイナリー、飲食店、ワインショップが窮地に追いやられた際、“Drinking Against Sinking”というプロジェクトを立ち上げました。世界各国のワイナリーに協賛を求め、各ワイナリーの対象ワインに同じラベルを貼り販売、必要経費以外、売り上げを全て寄付するイベントを主催した一面もあります。

 

インポーター資料より

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