説明
中程度の赤紫色。ブルーベリーやブラックベリーなどの小さな黒系果実が散りばめられたような香りに、クローブのような甘みやほろ苦さを想わせるスパイスの印象が仄かに加わります。他キュヴェに比べしっかりとした骨格で重心が低め、落ち着いた佇まいを感じさせます。質感は滑らかで甘さは控えめ、充実感のある果実味にクローブやナツメグ、シナモンなどのスパイス感が弾むようなエッセンスを加え抑揚のある印象で広がります。アフターにかけてビターカカオを想わせる風味も感じられ、チョコレートが徐々に溶けていくようにゆっくりと余韻へと続きます。ミディアムなスタイルですが、カカオの風味とスパイス、ベリーソースのような果実味が一つのワインの中で一体となっていく変化を時間をかけて楽しんで頂けると思います。
クリスチャン・ヴニエ について
若い頃から自然派ワインに興味を抱いており、1995年に従兄弟のティエリー・ピュズラと一緒に農業学校に入学しました。農薬の害などについて農民や周辺住民が知らなかった時代に、ルネ・モスやジュー・ピトン達とも一緒に、当時としては革新的な有機栽培を学びました。クリスチャン家系は、ロワール地方のブロワ近くで何代も続いている農家ですが、スタート時には、父親の畑の葡萄が醸造に適していなかったので、畑を借りましたが、現在は葡萄の植え替えも終えてトータル8haの畑を所有。7つの品種を栽培しています。
インポーター資料より
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