説明
グラップ・アンチュールで15日間のマセラション・セミ・カルボニック。破砕なし、ピジャージュなし、ルモンタージュなし。古い垂直プレスで圧搾。グラスファイバータンクで発酵と熟成。事前に用意した自然酵母を増やしたピエ・ドゥ・キューヴを使って発酵を始める。(この時にごく微量のSO2使用)2020年3月に瓶詰め。清澄なし、濾過なし。アルコール度12%からこのキュヴェ名。直訳で「12度です」。
フィリップ・デルメについて
ブルターニュの先端ブレストの街で数学者として生計をたてていたフィリップは、ワインに絶大な興味を持っていた。彼は1度きりの人生だ!と意を決し、大好きなワインのあるロワールのアンジュにやってきた。グリオット、オリヴィエ・クザン、クローなどで修行を積み、多くの人の助けもあって遅咲きの独立を果たした。4haの畑で、2006年よりワインを造り始める。
ヴァンドソワフ、つまり「喉の渇きを癒してくれるナチュラルで軽やかでスイスイと入っていくワイン」を造りだすのが彼のワインの特徴。元数学者らしく、物事を追及する姿勢はそのワイン造りに生かされており、自然派ワインの先人達が行ってきた方法や成果を基礎におきつつも、一歩一歩前進を続けている。
インポーター資料より
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