説明
ピノブランの畑が日照に恵まれたため、2022は前VTよりも濃い色をしています。暑く乾いた年でしたが、味わいは、軽くてフレッシュで、前VTよりも複雑です。
2022年8月26日〜9月10日に手摘みで収穫。すべて全房で以下時間でスキンコンタクト。
PB 12時間、MT 24-36時間、CH12時間、ケルナー36時間リースリングで醸し、PG48時間、ショイレーベ24時間、シルヴァネール12時間。RL、PB,PGの一部は直接策汁。ステンレスタンクと古樽で澱と共に6ヶ月熟成。
1度ラッキングして瓶詰め直前にブレンド。
ブランド・ブロス(ダニエル&ヨナス・ブランド)について
ドイツ・ラインラント=プファルツの1891年から続く家族経営ワイナリーの5世代目若き兄弟ダニエルとヨナス・ブラッドは2014年に父からワイナリーを引き継ぐ継ぎ、畑を12haから18haに拡大、完全に有機農法でナチュラルな生産に移行しました。(※兄弟によっては有機農法が2007年から開始。)
現在、兄弟はすべての畑を有機農法で管理しており、ほとんどのキュヴェは亜硫酸を添加していないナチュラルワインを造り、パリでは、若き天才醸造家としてしワインは大人気。
NYCやメルボルンなど世界の重要ワイン都市で若き兄弟が造るワインのクオリティが話題となっています。
ワイナリーとぶどう畑のあるボッハンはファッツ地方のどこよりも涼しい気候で、葡萄はゆっくりと熟します。またドーナーベルク山(650m)が雲をブロックするように雨がとても少なく(年450mm)、谷沿いに常に風が吹き、葡萄は病害にかかりにくく健康に育ちます。畑ではハーブから抽出したエススンや紅茶で自然の力を用い、葡萄の木に強さを与えます。
クローバーや野生のハーブは蜂や益虫を呼び寄せ、多様な生物が住む環境ができます、健全で肥沃さを保った土の畑発酵は野生酵母で自然に始まり、瓶詰めは、兄弟のテイスティングによってしか決定できません。ワインは無添加で生まれ生きしたワインになります。2018年8月、日本初輸入が実現化しました。ワインのラベルは彼の祖母によるほぼ手書きです。彼ら曰く「おばあちゃんのデザインはかっこよくてクール」だそう。
(追記)
2014年、20歳だったヨナスは、古木のシルヴァーネールで彼の初のナチュラルワイン900本を造りましたが、その2/3は飲めませんでした。そんなヨナス君、翌年は家族に内緒ですばらしく偉大なキュヴェを造り家族をおどろかせます。
(インポーター資料より)
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