メゾン・ブリュレ/コット・ア・ココ 2020

商品名 コット・ア・ココ 2020
 原語表記 Côt à Coco 
ワイナリー/生産者 メゾン・ブリュレ
タイプ
生産地域 ロワール/フランス
ブドウ品種 コー100%
アルコール度数 13.5%
サイズ 750ml
 

¥4,950 税込

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説明

品種: コー100% タイプ: 赤 樹齢: 40年 アルコール度数: 13.5% 土壌: シレックスを含んだ粘土質 栽培: ビオディナミ栽培 収穫: 手摘み 酵母: 自然酵母 SO2: 無添加 発酵/熟成:除梗した葡萄をステンレスタンクを使用して 14日間の発酵。 その後、600Lと500Lの中樽を用い18ヵ月 間の熟成。

濃い紫の色調。 山葡萄などの詰まった果実味やスミレやユリなどのフローラルなニュアンス。 わずかに感じるシナモンなどのスパイスにチョコレートの香り。
口に含むと旨味が舌に広がります。きめ細かくなめらかな舌触りですが、しっかりとしたタンニンが感じら れます。 心地よい酸味があり、一口、また一口と進んでしまう味わいです。
ジビエや黒酢の酢豚などと相性が良さそうです! 2013年9月。ロワールの偉大なビオディナミスト、ミシェル・オジェの引退はこのドメーヌの新たな門出となりました。そしてこのドメーヌ・メ ゾン・ブリュレを新たに引き継いだのはアルザス出身のポール・ジレ氏。ヴィニュロン一家の中で育ち、アルザスでカヴィストとして働いた後、 彼は2011年までアルゼンチンでヴァン・ナチュールを飲めるブラッスリーを経営していました。3人目の子供の誕生と共に、フランスへ帰国。 ヴィニュロンになる夢を捨てきれず、ポールは醸造学校に通いながらアルザスのブルノ・シュレールの元で働く。
その後トゥーレーヌを訪れた 際にその土地に魅了され、ミシェルと出会い、彼の元で数年間の経験を積むこととなります。
その時の真摯な姿がミシェルに自身のドメーヌ を継承させることを決意させます。
ミシェルから受け継いだメゾン・ブリュレの伝統は守りながら、新しいスタイルを加え進化させ、ラベルも 魅力的なものに変更。
ミシェルが醸造していたエネルギーに満ち溢れたあの液体に、優しさを付け加えたような素晴らしい味わいのワインが 生まれました。
『Coco』 =とはCorinneのあだ名。コリーヌが担当する畑から造られたワインです。 除梗した葡萄をステンレスタンクを使用して 14日間の発酵。 その後、600Lと500Lの中樽を用い18ヵ月 間の熟成。

 

メゾン・プリュレ(ポール・ジレ) について

トゥーレーヌ地区の北部サンテニャン(Saint-Aignan)という町の丘の上にそのドメーヌはあります。
シェール川を見下ろす斜面にはかつて中世の時代に家が焼かれたという歴史が土地の名称にもなったメゾン・ブリュレ(焼かれた家という意味)が存在します。ドメーヌの名の由来になっているその場所にも葡萄の畑が広がっており、同じくビオディナミを実践するクロ・ロッシュ・ブランシュとノエラ・モランタンの畑も隣接しています。

メゾン・ブリュレが所有する畑の総面積は約8ha。先代のミシェル・オジェはロワールだけでなくフランス各地のビオロジック/ビオディナミ生産者から最も頼られ尊敬されていたビオディナミック農法の先駆者であり、ビオディナミでつかわれる有機肥料の効用を熟知するスペシャリストでした。ロワール自然派でトップクラスといわれるジャン・ピエール・ロビノ氏やティエリー・ピュズラ氏も、ミッシェル・オジェが心を込めて栽培した葡萄を買って自分のワインを造っています。

ドメーヌ・デ・メゾン・ブリュレの歴史は、1870年に曽祖父のシャルル・オジェがブドウ栽培を始めたのに由来する。4代目に当たるミッシェル・オジェは、1976年に父の仕事を手伝うべく自然とこの世界に入りました。その働き振りと人の為に役立ちたいという彼の性格もあってか、この地域の協同組合長として活躍するようになりました。しかし、いいぶどうも悪いぶどうも一緒に醸造してしまう組合に限界を感じ、高品質なワインを自分自身で造り出したいと切に思うようになり、協同組合長の職を辞して独立、ついに2001年から自分のワインをリリース。自分自身のワインを造り出すに当たり、当初自然派ワイン醸造においては右に出るものはいないフィリップ・パカレ氏のアドバイスも受けました。

2013年9月に身体的な理由によりドメーヌを引退したあとミシェルから畑を譲り受けたのが現在の当主ポール・ジレです。ポール・ジレはアルザスでカーヴィストとして自然派ワインと出会い、その後アルゼンチンなどでレストラン経営の後フランスに戻り、シュレールとメゾン・プリュレの両蔵元でぶどう栽培、ワイン造りを経験。その真摯な姿を見てミッシェル・オジェはメゾン・プリュレを彼に継承させました。

ミッシェル・オジェのブドウ栽培は、まさに周りの自然・生態系と調和したものでした。ドメーヌを訪問すると、飼っているロバや羊が出迎えてくれ、畑の区画の間には、林・牧草地などが隣接し、あらゆる種類の植物が元気に育ち、そこには昆虫が生息し、ブドウ樹を攻撃する害虫を食べてくれる。そこで究極の農法といわれる”ビオディナミ“を実践し、ブドウの樹が大地の恵みを吸い上げ、最大限元気に成長するよう導いています。そのためにはもちろん除草剤・農薬などの化学物質は使用しません。だから、ミッシェル・オジェの醸造の基本は、出来るだけ何もしないことでした。素材がいいから素材をそのまま生かした醸造をする。樽に入れたら、白ワインも赤ワインも、そのまま静かに寝かせておくのが、ミッシェル・オジェ流ワイン造りでした。

案内された畑の傍らに茂るノコギリ草やカミツレ、イラクサなどを見れば、ぶどうが健やかに育つ環境を整えていることは一目瞭然です。歩いて足元から伝わるふかふかの土壌もよく耕されていることの証しで、まるでぶどうの樹が喜ぶ声がきこえてくるようです。とにかくワクワクするほどのポテンシャルを感じるこの場所。それこそが レ・メゾン・ブリュレです。

ポールと一緒にドメーヌを切り盛りしているのは奥さんのコリンヌ。明るくハツラツとしていて働き者。彼女は3人の子供の子育てをしながら畑仕事を手伝っています。彼女の作るシュークルートは天下一品!アルザス出身のポールも自慢する程の腕前です。二人の間にはいつも幸せな空気が流れていてお互いの信頼関係と充実した生活を送れていることが自然と伝わってきます。

さらに忘れてならないのは彼らにとって最高のパートナーである雌馬のポラリンヌ。彼女はミシェルの時代から畑を一緒に耕してきたこのドメーヌの大切な仲間です。2013年にポールがこのドメーヌを譲り受けた頃と同時期にポラリンヌはオリヴィエ・クザンの牡馬ロメオとの間に農耕馬のサラブレットを誕生させました。

このように力強い仲間が増えていくことも彼らの人生の喜びでもあります。そしてロワールは生産者同士の交流がとても深い地域です。丘の上からシェール川方面を見下ろすと、その先にはシュヴェルニーの生産地が広がっていますが、そこにもお互いに気に掛け合う仲間がいます。周りの生産者との交流を大事にしているのは、いつも仲間や後輩を大事にしてきたミシェルの背中をみてきたからです。
また、ポールとコリンヌ、若い二人には全てを吸収する素直さがあります。
いつも前向きな彼らが、メゾン・ブリュレの歴史に新たな1ページを刻んでいます。

 

インポーター資料より

 

 

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