説明
ネレッロ マスカレーゼ100%
彼らのフラッグシップ的ワインで元々はエトナ・ロッソを名乗っていたキュヴェ、2004年からI.G.Tでリリース。
カラブレッタが元々所有していた、カルデラーラ地区に点在する高樹齢の区画のネレッロを長期間大樽で寝かせたワインです。
ちゃんと熟成させてからリリースされるワインとしては、トリンケーロのロッソ・デル・ノーチェと並んで、もはや意味がわからないレベルのコストパフォーマンスがあるのではないでしょうか。
造り手がしっかりと寝かせてくれたワインに対して、もっと僕たちはありがたみを感じてもいいような気がします。
ラ・カラブレッタについて
カラブレッタ家により、年間12000本が生産される。畑はエトナ山の麓、標高700-800mの南向きの斜面にあり土壌は火山岩質。フィロキセラの被害を受けなかった畑で、ブドウ樹の平均樹齢は 70-80年。品種はネレッロ・マスカレーゼ100%。整枝方法はアルベレッロ・ナトゥラーレを採用。グイヨなどに比べると、畑にトラクターが入ることができないのですべての作業を手で行なわねばな らない。しかしながら夏の強い日差しをブドウに直接当てるのを避けるには葉が木全体を覆う必要があり、地域に適合して残った手法であるといえる。1日の寒暖差が激しいことや、乾いた風が よく吹くことで農薬類を使わなくても病害虫がそれほど発生せず、この地域をよりブドウ栽培に適した場所としている。5日間のマセレーション後、醗酵中の温度管理もほとんどすることなく出来 上がったワインを14ヶ月大樽で寝かせる。 樹齢の古さや低収量に由来する高い凝縮性に、標高などに由来するそれを支えるだけの偉大な酸が、このワインを他のシチリアのワインとは全く異 質のものとしている。
インポーター資料より
レビュー
レビューはまだありません。