説明
紫がかった深い赤色。カシスやブルーベリー、グミなどの熟した黒系果実の香りや風味が広がります。骨格も感じさせながら甘酸っぱい口当たりで、どこか人懐っこさを感じさせる印象です。綺麗な酸が全体をうまく調和させボリューム感や強いアルコール感を感じさせず、タンニンも滑らかでスムーズな飲み心地です。今年は乾燥したヴィンテージでしたので、しっかりとしたボリューム感のあるワインを想像しておりましたが、4アイテム全てにおいて心地よい酸が印象的で非常にバランスの良い洗練された仕上がりとなっております。
ルイ・ジュリアン 2017年の作柄
ルイ ジュリアンの住む周辺における2017年の天候について、最も悩ましい問題は霜や雹ではなく、極端に乾燥していたことでした。2016年の11月に合計100ミリほどの降水量、その後パラパラと少量の雨が降ったのみで、2017年4月から収穫時期に至るまでほとんど降雨がなかった年。それが原因で果汁も少なく、結実不良と霜の被害まで含めて前年比で4割の減産となる厳しいヴィンテージとなりました。
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