説明
ボジョレの生産者 エメリ・ユーチュビーズとラファエル・ベイソンが パリの醸造所ブラッスリー ラ・グット・ドールとコラボしてできあがったガメイのセゾンビールです。
ビールとワインにはそれぞれ農作業中の喉の渇きを潤すものとして水のかわりに飲まれてきたものがあります。セゾンビールとピケットです。どちらもボディや飲み口が軽いものが多くリフレッシュするにはうってつけの伝統的な飲みものです。今回リリースするビールは、パリの醸造所により、エメリとラファエルのぶどうガメイの搾りかすを入れて醸造したもの。ガスはそれほど強くはなく、香ばしさはあるけれども口当たりは軽やかでほんのりフルーティー。するすると飲める、まさにセゾンのようでありピケットも思わせるビールです。先入観なく飲み心地を楽しんでみてください。
原材料 : 大麦麦芽、オーツ、 紫とうもろこし、ホップ、 ガメイのマール、ベルセゾン酵母
製造方法 : 大麦麦芽と紫トウモロコシを粉砕してお湯を注ぎ、さらにフレークオーツを追加して作ったマッシュをすすいで麦汁に。その後何度かに分けてホップを追加。麦汁を冷やし、発酵槽に移す直前に全房の葡萄を加え、葡萄付着の酵母で発酵。2日後に同じ葡萄のマールとベルセゾン酵母を足し2週間ほど落ち着かせてから瓶詰め。瓶内発酵の微発泡ビール。 2020 ヴィンテージ。
ABV: 5.3% ,ガス圧1.8Bar 飲み頃: 今
エメリ・ユーチュビーズとラファエル・ベイソンについて
両親はレストラン経営者、祖父はヴィニョロン、ラファエル・ベイソンはアルザスで育ち、醸造学校で学び、パトリック・メイヤーで10年、そして同じ醸造学校出身でメイヤーで一緒に働いていたジャン=マルク・ドレイヤーでも少し働いた後、ノーコントロール社のヴァンソン・マリーと一緒に働くためにオーヴェルニュに向かい、その後パトリック・ブジュで働きました。そこで出会ったのが、カナダのケベック州出身の元ソムリエールのエメリ・ユーチュビーズ。彼女は、日本滞在中に、パトリックのパートナーであるジュスティーヌにであったことがきっかけで、パトリック・ブジュで働くことになったのです。エメリはオレリアン・リフォーでも研修経験があります。
ラファエルはヴァンソンの紹介でボジョレー南部にあるブドウ畑を手に入れます。(ラファエルはその一部の葡萄をいまもヴァンソンに販売しています)2017年からラファエルは自身のワイン造りをスタート。エメリは2018年からスタート。ワインづくりには葡萄へのリスペクトが、ぶどう栽培には周りの生命と自然へのリスペクトが最も大切という二人。
現在、ラファエルは5ヘクタール、エメリが2ヘクタールを所有しています。品種はすべてガメイですが、区画によって、青い花崗岩、粘土石灰質、堆積層など様々な土壌構成となっており、それぞれのテロワールの個性を表現した葡萄栽培とワインづくりを目指しています。畑はビオで管理し銅の使用も少量、ハーブティーなどを使用。醸造はぶどうのみ使用。もちろんSO2添加なしの本物ナチュラルワインです。
ラファエルは背も高く、沢山ワインを飲むことから、自分たちのワインもできるだけ大きなサイズで瓶詰めするポリシーで 、マグナムサイズまたは1 L瓶で瓶詰めしています。日本初輸入3キュベ(2019年)は全て1L 瓶で、2015年に製造終了した星付きのリサイクル瓶でした。生産量 :約12000本 (2019)
インポーター資料より
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