説明
リースリング(樹齢40年)1/3、ピノグリ1/3(樹齢35年)、ピノノワール1/3(樹齢26年)ダイレクトプレス。
PG,PNを一緒に木樽で発酵、一週間後RISをそこに入れる。大樽にて発酵6ヶ月。ノンフィル SO2無添加。
フロリアン・ベック・ハートウェグについて
1992年よりビオに転換し始め、2008年に認証を取得。若き当主フロリアンさんは 14代目。若き伴侶マチルダと ともにいろいろな自然農法を勉強し、インドのヴァンダナ・シバを訪問したり、日本の自然農の農家に住み込みで研修したりと非常に熱心な自然主義者である。年間生産量は7haから約 25,000本。基本的に施肥をせず、新梢を切らない栽培方法で、土地のポテンシャルだけで自然なブドウを作る手法。銅や硫黄は極少量使用。土壌はアルザスではそれほど多くないグラニット(花崗岩)土壌でそのミネラル感を大切にしている。雑草は刈らずに 押し倒し、成長を止めるが、根は死んでいないので、保水力があり、夏の暑さから守る役にする。雨が降るとまた起きて くる。やがて枯れ、土に戻ってゆくが、他から何もいれず、ビオディベルシテを壊さずに、ここの風土だけで個性を出してい きたいと語ってくれた。土地のバランスを大切にし、グランクリュなどの丘の斜面の痩せた土地からは収量は少ないが取 れる分だけ、平地の豊かな土地からはある程度の収量をあえて取る。
そこを無理に収量を落とすと、バランスがよくない ブドウになってしまうという。収穫後すぐプレスし、ステンレスタンクで一晩デブルバージュ、その後100年以上使用している大樽に入れて発酵を進める。 天然酵母のみで発酵が自然に終わるのを待つので、遅い年は夏までかかるときもある。亜硫酸は甘口以外はSO2無添加。土壌の同じものは合わせ土壌のキャラクターを出してゆきたいと語ってくれた。
PG,PNを一緒に木樽で発酵、一週間後RISをそこに入れる。大樽にて発酵6ヶ月、SO2無添加、ノンフィルター。
ピーチに白コショウのニュアンス、酸のキレ良くミネラル感豊富、しかし良い年のふくよかな果実味も十分感じる。爽やかで、からっとした天気を思わせるわかりやすいヴィンテージ。
(インポーター資料より)
レビュー
レビューはまだありません。