説明
ヌーヴォーとしてリリースしたものを、船便で一部持ってきたものです。今回のロミュアルドヴァロのヌーヴォーは発売時もすごく評判がよかったのですが、半年経ち、さらに安定感がでているかと思います。ただ、早飲みのスタイルで造られているので熟成させず飲んでいただくほうがいいかと思います。
少し冷やしめの温度でゴクゴク飲める赤ワインです。
ワイン造りに生涯をかけるロミュアルドは硫黄やボルドー液すら散布しない自然派志向の造り手です。19年ヌーヴォーを11月リリースをターゲットとせず、船で輸入し日本でも数ヶ月寝かせました。憂いあるピンクルビー色、梅やホワイトペッパーの香り、ピュアでふくよかな旨味を伴うアタック、瑞々しい味わいは11月のヌーヴォーより更に完成度が増し心地の良いうす旨が長く続きます。
ロミュアルド・ヴァロ について
ほとんど試飲会にも参加せずにワイン造りに没頭するロミュアルド。狭い山道を登った先にある小さな古びた醸造所で、驚くほどピュアでエレガンスな、素晴らしいワインを造っています。ロミュアルドはお茶目でとっても陽気な人柄で、スケールの大きさを感じさせる彼のワインとのギャップが何となく面白いです。
もともとはシャンボール・ミュジニーのドメーヌでワイン造りの仕事をしていて、ブルゴーニュに馴染みが深く、現在もコード・ド・ボーヌのラドワ村に彼の小さな畑を持っています。ブルゴーニュのテロワールを深く知った上でボジョレーでワイン造りを始めた彼のワインは、ボジョレー・ヴィラージュ、シェナ、コート・ド・ブルリィ、それぞれのキュヴェが、それぞれのアペラシオンのテロワールをしっかりと反映しています。
こんなにもピュアにテロワールを感じさせるワインはどう造るのか彼にたずねると、畑仕事においてボルドー液を撒かず、何一つ化学物質の付着してないブドウを育て収穫し、自然のままに発酵させることだと教えてくれました。言葉にすると簡単ですが、ボルドー液すら撒かない栽培は当然のごとく彼の収穫量を激減させました。しかし収穫したブドウは健全で、発酵は円滑に進み、液体はとてもピュアでエレガンス。奥に土壌のテロワールをしっかり感じさせてくれます。
シンプルに聞こえるワイン造り、しかし大きなハートと忍耐を持っていなければできないワイン造りです。その大きな 壁を超えて完成した彼のワインをぜひ味わってみてください。ロミュアルドのような曇りのない笑顔になるはずです。
インポーター資料より
レビュー
レビューはまだありません。