ヴァイングート・ヴェルナー/ヴァン・ド・ラガンバ・フラウエン・パワー 2021

商品名 ヴァン・ド・ラガンバ・フラウエン・パワー 2021
原語表記 Vin de Lagamba Frauen Power 
ワイナリー/生産者 ヴァイングート・ヴェルナー
タイプ 赤・微発泡
生産地域 ラインヘッセン/ドイツ
ブドウ品種 ドルンフェルダー
アルコール度数 9.0%
サイズ 750ml

¥3,740 税込

在庫切れ

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説明

MartinのパートナーでAlanna Lagambaが初めて造る赤のメトードアンセストラルで、“フラウエンパワー” とはフェミニストのマルトの母が持っていたレコード名を拝借しました。ドルンフェルダーを全房で 1 週間醸しステンレスタンクで発酵後、数週間フードルでデブルバージュして落ち着かせ無添加で瓶詰めしました。

淡いパープルローズ色、スミレやアメリカンチェリーの香り、プルーンやレッドカラントの果実とミネラル感に瑞々しさを感じます。

 

ヴァイングート・ヴェルナー について

ラインヘッセン地方のマルティン・ヴェルナー氏、1993年生まれの若者です。ヴェルナー家は代々ブドウ造りを生業にしており、祖父の代まではスパークリングワイン用に全てのブドウを売っておりました。マルティンの父の代から自社ブドウを使った醸造を開始。男3人兄弟の次男坊のマルティンの父親は寡黙で厳格な昔気質、幼少の頃から厳しく育てられました。在学中の10代は、ギターやドラム、ペインティングなど音楽やアートが大好きで、さらに数学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家になる思いをもっていたそうです。
ところが卒業前に、父親から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、大きく人生と考えを方向転換します。自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後は様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始、2015年にはオーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで学びます。
そんな折、父親が病気で倒れてしまい、2016年秋、マタッサでの収穫終了後、彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイ
ミングで収穫し、2016VTGより初めて自らのワイン造りを開始。(マルトワインシリーズの誕生です。マルトとは彼のニックネームです)これを契機に実家の畑の一部を正式に譲り受け、自らの修行で得た知識を元にブドウ造り・ワイン造りを開始。彼が目指すのは無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。今回ご紹介するワインは彼の1stヴィンテージ(2016VTG)、ゆくゆくはクラシカルなスタイルのリースリングを造ることを視野に入れながらも、まだまだ若いので今は自由な発想でリスクに挑戦していきたいと語ります。
2016年の初VTGに父から譲りうけた畑は、現在計4.5haまで引き継いでおります。譲り受けた区画は、標高300mの小高い丘まるごと360度をぐるりと囲むようにブドウが植えられており、南側の斜面はWURZER(ビュルツァー)、FABER(ファーバー)、BACCHUS(バッフース)、MULLER-THURGAU(ミュラートルガウ)、SYLVANER(シルヴァーナー)、SCHEUREBE(ショイレーベ)が混色で植えられており、平均樹齢は40年、土壌は小石混じりの砂質土壌です。北側の斜面がRIESLING(リースリング)の単一畑となっています。現在、父と三男が実家でマルティンを手伝っており、長男の兄は別のワイナリーで研修中。将来は兄も実家に戻る予定で、男4人で実家すべての畑を無農薬に変え、ますますナチュラルワインに傾倒していくと夢を語るマルティン。協力を惜しまず自由に畑・ワイン造りに挑戦させてくれる父に感謝してもしきれないと語るマルティン、ワイン造りで自らの発想を具現化する若い芸術家の今後に期待が高まります。

ガイゼンハイム大学の仲間たちと若干距離を置いている一匹狼風、見た目は若いけれど、カリスマ性を感じる堂々とした雰囲気。冗談ではなく世界一のリースリングを将来的に造りたいと言っています。
シュレールやガングランジェ、トロッセンは彼にとってのいいリースリングを造る生産者だそう。
カナダ出身のファンキーな彼女ができて、一緒に働くようになり新しいキュヴェもいろいろ造っています。
ラインヘッセンはモーゼルやアールのように特徴的な品種がない地域だが、だからこそフロンハイムの土地の味を表現するために品種を混ぜてヴァイスを造るのだそう。
2013年から不耕起。伝統、正統、正直が大切だと語っていました。
ちなみに、ワインのエチケットに描かれた石は実際に畑にあった20キロ程の重さの石を、地元出身のアーティストのもとへわざわざ送って描いてもらったものだそうです。

 

インポーター資料より

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